お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
技術支援部
国際課
TEL 03-3452-6297
FAX 03-5445-1774
E-mail: kokusai@jisha.or.jp
お知らせ
国からの委託事業であった
「国際安全衛生センター(JICOSH)」
が2008年3月末をもって廃止されました。
永らくのご利用ありがとうございました。
同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの
国別、
分野別情報にリンクして取り込んでおります。
2009年5月15日
HSE what's new Tuesday,
December 30th, 2008
イギリス安全衛生庁(HSE)は、人種・移民、性差、身体障害、年齢などが原因で、 弱い立場にある労働者に対して必要な安全衛生面の配慮に関しては、 原因ごとに多くの資料を個別に提供してきたが、このほど、これらを包括的にまとめて掲載したサイトを設置した。
次の4つの項目に分かれているが、このうち、弱い立場の労働者に関する勧告を中心に概要を紹介する。
サイトの原文名と所在:Diversity
in the workplace
人種・移民、性差、身体障害、年齢などが原因で、弱い立場にある労働者の存在は、 職場における安全衛生に影響を及ぼす要因になり得る。 HSEはその背景に関わらず、全ての労働者に関する健康、安全と福祉が守られるように尽力している。 今般、HSEは本ウェブサイトにおいて、このような多様な問題に対する忠告、指導、 最良事例などの情報や対処方法の提供するものである。
人種・移民、性差、身体障害、年齢などは人々の安全衛生に影響を与える要因となりうる。
また、時には、特定の種類の労働者に対する差別を正当化する理由に安全衛生が用いられることがある。
リスクアセスメントや、安全衛生管理においては、労働形態の多様性を考慮するとともに、労働者が参加することが重要である。
HSEを含む幾つかの職場に関する行政機関は、職場における権利が脅かされ、
かつ自己を擁護する能力や手段が充分でない労働者について「弱い立場の労働者」
(Vulnerable workers)という用語を用いる。これらの労働者には、英語で話すことができない移民労働者、
あるいは若年か、経験の乏しい労働者、新規雇用労働者や臨時雇用の労働者等が含まれる。
などに多くの情報がある。