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中央労働災害防止協会(中災防)
技術支援部
国際課
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E-mail: kokusai@jisha.or.jp
お知らせ
国からの委託事業であった
「国際安全衛生センター(JICOSH)」
が2008年3月末をもって廃止されました。
永らくのご利用ありがとうございました。
同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの
国別、
分野別情報にリンクして取り込んでおります。
2012年3月28日
OSHA Trade News Release 2011年11月30日
アメリカ労働安全衛生局(OSHA
)は、危険有害性が高い化学物質の爆発等から労働者を保護することを目的とした「化学物質使用施設に関する新国家重点計画」(National Emphasis Program: NEP)を公表した。この計画は、OSHA監督官(inspector)が労働者保護のためにすべての必要な対策を取ることを保証するために、全国的に化学物質使用施設に適用されることになった。この計画についての指示書の概要は下記のとおりである。
化学物質使用施設に関する新国家重点計画公表
PSM Covered Chemical Facilities National Emphasis Program
OSHAは、危険有害性が高い化学物質の爆発等から労働者を保護することを目的とした「化学物質使用施設に関する新国家重点計画」(National Emphasis Program: NEP)を公表した。この計画は、数地域に適用されていた2009年のパイロット計画に置き換わるもので、OSHAプロセス安全管理(PSM)基準の適用対象事業場の監督についての制度や手順を策定した。監督手順にはPSMの要請事項に関する情報の収集のための事業者への質問事項や順守の確認などを含んでいる。計画は危険有害性が高い事業場リストから選択して重点的に監督を実施することを意図している。
労働省安全衛生担当次官補David Michael氏は、「多くの労働者が化学工場等で予防可能な災害で負傷、死亡している。この計画により、OSHA監督官は全国の施設を監督し、労働者保護のために要請されている措置のすべてが実施されているか確認する。パイロット計画の適用対象外であった石油精製業も対象となる。全国で事業者の危険に対する意識を向上させ、有害性の高い物質の爆発等をより効果的に防止することにつながるはずである。」と述べている。