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国からの委託事業であった 「国際安全衛生センター(JICOSH)」 が2008年3月末をもって廃止されました。 永らくのご利用ありがとうございました。 同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの国別、分野別情報にリンクして取り込んでおります。
2013年1月31日
化学物質のラベルの変更を強調する新しいツールキットがEU-OSHAによって始められた。ツールキットは、危険物質を取扱う事業者と彼らの労働者に職場で彼ら自身の安全に注意と備えを支援する。新しいオンラインツールキットは、映画“危険:化学品”、ポスター、リーフレットを含む。詳細については、欧州化学品庁(ECHA)のCLP及びCLP部門 のEU-OSHAウエブセクション(web section) を参照。
化学物質のラベルの変更を強調する新しいツールキットがEU-OSHAによってはじめられた。ツールキットは、危険物質を取扱う事業者と彼らの労働者に職場で彼ら自身の安全に注意と備えを支援する。
新しいオンラインツールキットは、映画“危険:化学品”、ポスター、リーフレットを含む。主要なキャラクタは、一連のアニメ映画の中の英雄“Napo”であり、印象的で忘れない方法で職場の安全と健康を導くことを目的としている。
化学品製造のための新しい絵表示(pictogram)の危険は、世界調和システムの一部として加盟国で徐々に実行されているが、欧州化学物質庁(European Chemicals Agency)による最近の研究は、これらの絵表示の多くが認識もされていないし、適切に理解されてもいないことを示している。キットは、新しい標識について事業者と労働者に思い出させて、彼らが職場で彼ら自身の安全を保持することが何を意味するか理解することを支援する。
ヨーロッパの労働者の約15%は、日常業務の一環として危険な物質を扱うと報告している。これらの物質のいくつかは、ただ1回のばく露が軽度の眼及び皮膚への刺激から喘息まで、また、生殖の問題、先天性欠損症及びがんにわたり影響し、労働者の健康を害する。
EU-OSHAは、労働者と事業者が新しい絵表示の危険に熟知して、注意して危険物質を取扱うことを確実にすることを望んでいる。EU-OSHAは、職場のためにラベル化の必要要件の変更とそれらの妥当性に関して意識を高めるための努力で、欧州委員会を支持している。
専用のウェブセクションは、ツールキットへのアクセス及び多様な追加のトレーニング資料とガイダンス文書、並びに話題のうえでより多くの洞察を提供するCLP(欧州連合の分類、ラベル、包装に関する規則)、REACH(登録、評価、認可及び制限に関する規則)に関する“よく寄せられる質問”を提供する。