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中央労働災害防止協会(中災防)
技術支援部
国際課
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E-mail: kokusai@jisha.or.jp
お知らせ
国からの委託事業であった
「国際安全衛生センター(JICOSH)」
が2008年3月末をもって廃止されました。
永らくのご利用ありがとうございました。
同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの
国別、
分野別情報にリンクして取り込んでおります。
2013年3月29日
IOSH News 2013年2月13日発表
居住型介護施設(residential care facilities)のスタッフ及び、滞在者をよりよく保護するための健康と安全管理についてのイベントがダブリンで開催された。これは、患者の扱い、火災安全、スタッフと入居者の安全管理についてのイベントで、100人以上の介護施設の経営者、管理者、施設管理者、看護の責任者、安全衛生専門家が参加した。
原資料の題名と所在
IOSH
居住型介護施設のスタッフ及び滞在者をよりよく保護するための健康と安全の管理を主題としたイベントが、ダブリンで開催された(2月12日)。患者の扱い、火災安全、スタッフと患者の安全管理は、ちょうど労働安全衛生協会(the Institution of Occupational Safety and Health (IOSH))アイルランド事務所ヘルスケアセクションが取り組んでいる問題である。100人以上の介護施設の所有者、管理者、施設管理者、看護の責任者、安全衛生専門家がこのセミナーに参加した。
IOSHヘルスケアセクション議長のトム・マッデンは次のように述べた:
介護環境面が適切に管理されていない場合、スタッフと居住者は健康と安全を脅かされる。我々は、アイルランドの介護施設を見て、施設が有している方策を観察し、十分であるかどうか尋ねてみたい。
介護スタッフと患者は、彼らの職場または介護の場所でさまざまな危険に直面している。これは、彼らの安全をリスクにさらす可能性を秘めているだけでない。リスクの不十分な管理は、スタッフ、患者、アイルランド安全衛生局(the Health and Safety Authority (HSA))及び健康品質情報局(the Health Information and Quality Authority (HIQA))のような行政機関から負のフィードバックをもたらす。
我々は、マネージャーにこれらの負担を減らすのを支援するために、労働安全衛生管理技術を提供したい。
安全とリスクの管理は、健康サービス機構(the Health Service Executive (HSE))の安全衛生アドバイザーが取りあげた話題でもある。同機関からの出席者は、患者の扱い、火災安全、健康と安全へのHIQA基準の適用方法について話した。
マッデン氏は付け加えた:患者は火災時に起きて建物から出ることが必ずしもできるわけでないので、火災安全は、居住型介護施設の重要な分野である。HSEからの出席者は、火事を防止して、避難を管理するために、いくつかの優れた戦略を与えた。
患者を扱うインストラクターであるブレダ・サンクラ氏は、不十分なマニュアルに基づく取扱いがどのようにセクターにはびこり、スタッフに長期的な健康問題を引き起こしたかについてじかに見てきた経験を話した。
地域の元看護師で、ロンドンの療養施設のマネージャー、サンクラ氏は言った: 多くの労働者は、腰痛、筋骨格系障害のような健康問題を経験している。適切なリスク管理戦略、つまり適切な設備の提供と訓練が問題解決に資する。
家庭でも地域社会でも、介護は日常生活において大きな部分を占めるように、居住型介護施設は、患者を扱うことを最優先する必要がある。我々は、アイルランド、そして英国での文化や考え方を変える必要がある。