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ヒヤリ・ハット特集
Learning from Near-Accidents

資料出所:オーストリアARBEITSELEBENとスウェーデンUniversity of Lundの
共同プロジェクトによるウェブサイト「Near-Accident Net」

http://www.near-accident.net/UNIQ108858438104049712/doc2565A.html

(仮訳 国際安全衛生センター)



 
ヒヤリ・ハットから学ぶ
  利点
ヒヤリ・ハットから学ぶ方法
  ヒヤリ・ハットの報告
  事例研究
  体験討議
  スタッフ調査
教育訓練
リンク
体験討議グループ(EDG)

「ヒヤリ・ハットから学ぶ」
(*原文はこちら


EDGの導入マニュアルはダウンロードし印刷してご使用できます。

Anleitung zum Erfahrungs-Zirkel
"Lernen aus Beinahe-Unfällen"
Arbeitsheft für ModeratorInnen
(ワードはこちら
(PDFはこちら


(要約)

 EDGの司会者が3〜5人のスタッフを集め、最低30分間のミーティングを開きます。スタッフは、ヒヤリ・ハット事例を照合し、綿密に検証し、その解決のための提言と対策をまとめ上げます。司会者は、こうしたミーティングをいかに進めるかというインストラクション(インターネットまたはメールアドレス請求により入手可能)に基づき、同僚・スタッフと一緒に組織的な方法でヒヤリ・ハット事例を評価し、こうした危険な事象をよりいっそう明白なものにすることができます。
 司会者となるのはこの業務のために会社から指名された者ですが、品質コーディネーター、労働評議会メンバー、安全代表、労働衛生の専門家またはその他関係する者であっても構いません。EDGミーティングがどのくらいの頻度で開かれるかは、企業により異なります。企業のスタッフは全員、1〜2年の間に最低1回はEDGに参加し、作業を安全にし確かな品質を確保するために貢献しなければなりません。
 これは継続した学習プロセスです。例えば、EDGが定期的にミーティングを開き、体験したヒヤリ・ハットをポスターに描きます。そのポスターは全スタッフが見ることのできる告知板に掲示され、労働衛生の専門家に回されます。労働衛生の専門家は、作業の状態をチェックする際にそのポスターを活用します。