中国 - 統計から見る世界の労働安全衛生
労働災害統計が発表されている。2006年1〜11月の全国安全生産概況
2006年1〜11月に全国で発生した各種死傷事故は576,223件（前年同期比10.3％減）で、死亡者数は101,942人（同10.6％減）だった。うち、鉱工業企業で発生した事故は10,407件 （同14.1％減）、死亡者数は12,424人（同13.8％減）。鉱工業企業中、炭鉱企業の事故は2,584件（同12.2％減）、死亡者数は4,236人 （同20.9％減）だった。
（一）重大事故の発生状況
全国で発生した死者が3〜9人にのぼる重大事故は2,063件（前年同期比11.2％減）で、死亡者数は8,020人（同9.5％減）だった。うち、炭鉱企業の事故は203件（同4.6％増）、死亡者数は914人（同11.6％増）。
（二）特大事故の発生状況
全国で発生した死者が10人以上にのぼる特大事故は90件（前年同期比28件減少の23.7％減）で、死亡者数は1,505人（同1,105人減少の42.3％減）だった。
うち、鉱工業企業で発生した事故は45件 （同17件減少の27.4％減）、死亡者数は846人（同857人減少の50.3％減）。
鉱工業企業中、炭鉱企業の事故が37件（同16件減少の30.2％減）、死亡者数は718人 （同826人減少の53.5％減）。 金属および非金属鉱の事故が2件（11件増）、死亡者数は27人（同10人減）。
建築企業の事故が1件（同1件減）、死亡者数は11人（同19人減）。
危険化学製品の事故が2件（同2件増）、死亡者数は35人（同35人増）。
火災事故は3件（同、変わらず）、死亡者数は38人（同17人減）。
道路交通事故は36件（同4件減）、死亡者数は529人（同150人減）。
鉄道交通事故は1件（同1件増）、死亡者数は14人（同14人増）。
漁業船舶事故は1件（同6件減）、死亡者数は12人（同72人減）。
（三）特別重大事故の発生状況
全国で発生した死者が30人以上にのぼる特別重大事故は7件（前年同期比6件減少の46.2％減）で、死亡者数は263人（同703人減少の72.8％減）だった。
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