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2001/02年度のイギリスにおける死亡災害の統計

資料出所:HSE(安全衛生庁)発行「Statistics of fatal injuries 2001/02」
http://www.hse.gov.uk/statistics/causinj/wkrftl.pdf
(仮訳 国際安全衛生センター)


あらまし

 この報告は、英国における2001/02年度(2001年4月−2002年3月)及び最近の死亡災害の報告である。また、産業別と災害の種類別の死亡災害のグラフと表を示している。概要に示すものは、ウェールズとスコットランドのものである。

 死亡者数は、事業者からの報告及びRIDDOR(負傷・疾病・危険事態報告規則)に基づいて報告されたものを基礎としている。死亡者には負傷後一年以内に死亡したものを含むので、2001/02年度の数は暫定数で来年に確定する。しかし、その数は毎年数件程度である。暫定数はpで示される。

 死亡災害の発生率は十万人率で示されている。これらの率は原則として、小数一位または二位で示される。

  • 2001/02年度に死亡した就業者の暫定的な数は249である。
  • 2000/01年度に死亡した就業者の確定数は292である。
  • (省略)
  • 2001/02年度の死亡災害の十万人率は前年に比べ15%減少し、2000/01年度の1.03から0.88に減少した。
  • 墜落・転落、飛来・落下した物体に打たれた、動いている車両に激突され、の三つは 、前年に引き続き、上位三位を占め、それぞれ、死亡災害の27%、17%と16%であった。
  • 墜落・転落による死亡災害は、過去五年間減少を続けた。しかし、この災害や飛来・落下した物体に打たれた、動いている車両に激突された災害はいずれも、この傾向なく変動した。


目次
1. 就業者の死亡災害
2. 被雇用者の死亡災害の発生率の高い産業
3. 農業における就業者の死亡災害
4. 採取業及び用役供給業における被雇用者の死亡災害
5. 製造業における就業者の死亡災害
6. 建設業における就業者の死亡災害
7. サービス業における就業者の死亡災害
(以下省略)



(訳者注:就業者には、被雇用者と自営業者が含まれる。)