EU-OSHA News 2009年12月14日

欧州安全衛生機構（EU-OSHA）は、2008-2009年の2年間にまたがり展開されてきた欧州リスクアセスメントキャンペーン及びその他の欧州各国において作成されたリスクアセスメントツールを集積したデータベースの提供を開始した。この内容は、無料でダウンロードして使用することができる。

EU OSHA及び各国で作成されてきたリスクアセスメントツールが網羅されていると考えられる。

• 集積されたツールの種類は、下記であり、一般向け及び特定業種・職種向けの両方が含まれる。
  • 危険有害要因特定チェックリスト（対策などを含む解説付）
  • 指針，手引き、ハンドブック類
  • パンフレット類
  • 対話型ソフト（特定業種・職種ごとの対策などを含む解説付チェックリスト、 何をすることが必要か及び対策案の提示が携帯パソコン上に表示するもの。−対策、優先順位、担当者、実施期限、見直し時期などを含む。）
• 使用言語、作成した国（機関）、業種、職種、危険有害要因の種類などから、検索することが可能で、表題、作成日時、内容の概要、所在するURL、使用言語、作成した機関などが表示される。
• 2009年12月までに集積されたツールの主要国の件数は、以下となっている。 オーストリア 69件／ベルギー 22件／欧州共通(EU-OSHA) 30件／フィンランド 27件／フランス 42件／ドイツ 25件／スペイン 100件／イギリス 35件／総件数408件

関連情報

JISHA海外トピックス

BAuAがリスクアセスメント支援データベースを設置　2009年11月30日

EUリスクアセスメントキャンペーン初年の中間状況　2009年10月16日

リスクアセスメント及びOSHMSに関する最近の海外動向−中災防調査研究報告書より　2009年5月26日
　他

EU-OSHA　リスクアセスメントのサイト

Risk assessment

イギリス安全衛生庁(HSE)リスクマネジメントのサイト

Risk management