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各国情報・国際関係

欧州新機械指令(2006/42/EC)適用の手引き

2010年5月6日

EUROGIP infoMail 2010年2月9日 別ウィンドウが開きます

欧州委員会(EUROPEAN COMMISSION-EC)は、欧州機械指令の改訂版が、2009年12月29日から適用されるのに伴い、本指令の具体的な実施に関する条項の説明、実例その他の情報を記載した335ページから成る手引き第1版を刊行した。
序文、前文、各条項の規定、付属書(一般原則など)から成るが、ここでは、序文のみを掲載する。

原資料の題名と所在

サムネールEUROPEAN COMMISSION ENTERPRISE AND INDUSTRY
PDF Guide to application of the Machinery Directive 2006/42/EC 別ウィンドウが開きます
1st Edition
December 2009

序文

指令2006/42/ECは、1989年に採択された機械指令の改訂版である。新機械指令は、2009年12月29日から適用される。この指令は、機械に関する安全衛生要求事項の調和と域内市場における機械の流通の自由化を目的としている。改定機械指令は、前版に比して急激な変化を導入しようとしているものではなく、実際への適用を改善するべく指令の規定を明確にし、整理統合するものである。

改定機械指令は、理事会及び議会において検討されてきたが、委員会はその適用に関する新たな手引きを作成することについて合意した。手引きの目的は、域内全域にわたって指令についての均一な解釈と適用を確保するため、指令2006/42/ECの概念と要求事項について説明することである。手引きは、また、他の関連する域内法令についての情報も提供している。これは、機械製造者、輸入者及び販売者、認定機関、規格作成者、労働安全衛生及び消費者保護当局、関係行政及び市場調査当局等全ての関係者に周知される。また、国内市場、労働安全衛生及び消費者保護関連の域内法令に関する法律家、学生も関心があると考えられる。

機械指令及び規定の文言は、各国の法律を法的に拘束していることについて、強調されるべきである。

初版の手引きは、前文、各条項の規定、付属書Iの必須安全衛生要求事項及び付属書IIの(適合)宣言に係る要求事項についての解釈(コメント)を盛り込んでいる。指令本文は、イタリック体で赤枠内に囲んであり、コメントがその後に黒字で記述されている。

手引きの第2版は、2010年春に向けて計画しており、機械指令の付属書のIIIからXIのコメントにより完成する予定である。

手引きは、委員会のウェブサイトに掲載されており、ダウンロードすることができる。機械委員会及び作業グループによって合意された質問に対する回答を紹介するために、手引きを定期的に更新することを予定している。

初版の手引きは、2009/127/ECによって導入予定(2011年12月15日以降適用される。)農薬用の機械に係る機械指令の改正については取り扱わない。この改正については、2010年末に発刊予定の第3版の手引きにより対処される。

手引きの読者は、当然のことながらこの手引き初版についての訂正、意見を事務局に伝えることができ、これらの意見等は第2版の作成に反映される。

Brussels, December 2009
The General Editor,
Ian Fraser

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