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中央労働災害防止協会(中災防)
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第71回(平成24年度)全国産業安全衛生大会2012 in 富山

化学物質管理分科会

【会場】タワー111 スカイホール 〔富山市牛島新町5−5〕   【交通】JR富山駅北口から徒歩4分

10月26日(金)のプログラム(9時00分 開場)

 9時30分
(1) インジウム・スズ酸化物の取扱作業者のばく露防護のための労働衛生保護具の選定
十文字学園女子大学 教授 田中 茂

厚生労働省から2010年12月に公表された「インジウム・スズ酸化物等取扱い作業者の健康障害防止に関する技術指針」を踏まえ、作業者のばく露防護のために適した労働衛生保護具(呼吸用保護具、保護衣、保護手袋等)の選定を中心に、装着、保守管理等を検討したので報告する。

 9時50分
(2) 化学物質のリスク低減活動〜健康障害防止〜
サンエイ(株) 安全衛生推進部 保健師 塚田 梨沙

化学物質に起因する事故や健康障害は、ドラッグストアで簡単に入手できる製品でも起こっている。今回、OSHMS認定機関による化学物質管理向上の指導等を機に安全の視点に産業保健の視点を加え、家庭用洗剤から特化物まで網羅する健康障害防止のリスク低減に取り組んだ成果を紹介する。

 10時10分
(3) 化学薬品を使用した貴金属のリサイクル(回収・精製)現場における安全への取り組み
田中貴金属工業(株) 湘南工場 故品回収セクション マネジャー 小林 純

有害な薬品(塩酸、硝酸、硫酸、苛性ソーダ等)を大量に使用し、貴金属のリサイクル(回収・精製)を行っている。小さなミスが重大な環境影響や人的災害につながる可能性がある作業の中で、ヒューマンエラー防止機構や仕組みによる安全性の向上について発表する。

 10時30分
【事例報告】製造課における化学物質リスクアセスメントの実践
DIC(株) 北陸工場 ポリマ製造部 製造4課長 長岡 伸郎

現場員が自らの手で安全で健康な職場をつくる。これを目的として導入に取り組んだ。現場員が職場に潜むばく露リスクを自ら抽出、評価、改善しばく露リスクを低減した事例を報告する。

 11時00分〜11時10分 休憩

 11時10分
【特別報告】MSDS作成のための文献情報の収集方法
中央労働災害防止協会 日本バイオアッセイ研究センター 信頼性保証主管 松本 道冶

国ではすべての危険有害な化学物質について、譲渡提供時のMSDS交付が望ましいとしている。GHS対応MSDS作成のための文献情報収集についてこれまでの経験から報告する。

 11時40分〜11時45分 休憩

 11時45分
【講演】自主的な化学物質管理に向けて
厚生労働省安全衛生部 化学物質対策課長 半田 有通

平成24年4月から、危険有害性情報を伝達し表示を行うべき化学物質の対象が大幅に拡大されるとともに、有害物の発散を抑制・防止する方法が選択できるようになった。こうした中で、今後、事業者に求められる自主的な化学物質管理とは何かについて述べる。

 12時30分

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

中央労働災害防止協会
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館

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