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中央労働災害防止協会(中災防)
教育推進部 企画課
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第71回(平成24年度)全国産業安全衛生大会2012 in 富山

ゼロ災運動分科会

【会場】富山県農協会館 ホール 〔富山市新総曲輪2-21〕   【交通】JR 富山駅南口から徒歩10分

10月25日(木)のプログラム(9時00分 開場)

 9時30分
(1) 二次協力会社のゼロ災運動教育支援で明日を築く
ソガ工業(株) 専務取締役 曽我 敏裕

事故やけがを誘発する根源のほとんどが、二次協力会社の安全教育不足が原因となっているのが現状である。自身も痛感しているが、仕事に忙殺されなかなか実行できていない。日頃から悩んでいた時に、KYTモデル会社の話を伺い、会社のトップとして強い意志で取り組んだ決意と変貌の過程を紹介する。

 9時50分
(2) KY出前教育による新しい危険予知(KY)活動への取り組み
三井化学(株) 大阪工場 安全・環境部 安全・環境G 主席部員 藤井 孝信

行動災害による労災発生が多く、主な要因として 「KY不足」が挙げられる。これまで監督者層を中心として行ってきた集合教育によるKY教育では、第一線の作業員まで周知されていない。そこで 「Face to Face」 によるKY出前教育で 「聞くKY」 から 「やるKY」 へ展開。

 10時10分
(3) ゼロ災運動を通じた安全文化醸成への取り組み
KDDIエンジニアリング(株) 安全・品質企画管理部 安全企画管理グループ 課長 角谷 清宣

当初、リスクアセスメントにおけるハザード特定のポイントである組織全体の危険感受性向上のためにKYTを導入した。KYTを契機として「一人ひとりカケガエノナイひと」の理念を理解し、ゼロ災運動そのものに取り組んだ経緯・効果と将来展望について述べる。

 10時30分
(4) 私たちの「職場を変え、人を変える活動」
コマツキャステックス(株) 鋳鉄生産部 製造第一課 鋳仕上センタ 班長 東海 慶多

職場の安全レベルを向上するため、けがをしない人づくり・職場づくりを行った。リスクアセスメントを細分化することで、細かな危険作業を洗い出し、対策することができた。今回の活動を通じて、ベテランから新人作業者まで、一致団結した安全活動を推進できる職場となった。

 10時50分〜11時00分 休憩

 11時00分
【運動報告】ゼロ災運動の現状と今後の運動展開
中央労働災害防止協会 教育推進部ゼロ災推進センター所長 鈴木 博仁

ゼロ災運動の現状の課題を提起するとともに、今後のゼロ災運動の展開の基本的な考え方と方向等を報告する。

 11時30分
【特別報告】管理監督者の部下との対話による職場風土づくり
東レ(株) 滋賀事業場 ペフ製造部 生産課長 礒﨑 勇慈

「安全は全てに優先する」ことを念頭に東レグループとして企業行動方針が決められ経営者、管理・監督者、作業者全員参加の安全活動として、トップダウン、ボトムアップからなる相互連携による安全活動を展開。特に現場が主体となった小集団活動によるボトムアップが安全活動において重要な役割を果たしている。そのために自職場の身近な問題を取り上げ全員で共有化し職場風土改善を実施した事例を紹介する。

 12時00分〜13時00分 昼休み

 13時00分
(5) KY定着と労働安全衛生マネジメントシステムのレベルアップを目指した活動
(株)IHIエアロスペース 富岡事業所 総務部安全衛生グループ グループ長 飯島 武彦

4年前に発生した休業災害を受けて、労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、運用を軌道に乗せたものの、災害の発生に歯止めがきかない状況となっていた。災害の発生状況を分析し、KYの定着とともに労働安全衛生マネジメントシステムのレベルアップを目指した活動について報告する。

 13時20分
(6) 大鉄KY活動を労働災害防止に活かすために
大鉄工業(株) 北陸支店 富山出張所 副所長 目黒 裕

ワンポイントKYでは、現場で一番大切な指差し呼称が実践できていない現状がでてきている。打破するために新たに大鉄KYの導入で、現場で実践する指差し呼称項目は、作業員一人ひとりが自分で決め、自分で行動し、自分の安全を確保し、労働災害防止を図っている取り組みを紹介する。

 13時40分
(7) 全社一丸となってのゼロ災運動の推進
(株)新日軽北陸 小矢部工場 総務課 主査 岡田 茂

(株)新日軽北陸小矢部工場では災害も多く、マンネリ化した安全活動では効果が出ないので、安全活動を見直し災害減少に結びつけた。また通勤事故や災害も多く、関係者皆に意識をもってもらう活動に取り組み減少に結びつけた。

 14時00分〜14時10分 休憩

 14時10分
【事例報告】KY活動マンネリ化との闘い
マンパワ−セキュリティ(株) 安全推進室 安野 聖美

ゼロ災運動キックオフから3年、職場風土は劇的に改善した。ところが昨年から最前線のKY活動にマンネリ化の影が見え始めた。マンネリ化はなぜ起こったのか?最前線のKY活動を今一度磨きあげるには何をしなければならないのか?原因と対策のすべてを安全スタッフの視点から報告する。

 14時30分
【事例報告】横浜市大センター病院で取り組んだKYT普及啓発活動
公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター 看護部 安全管理担当 看護師長 三浦 百合子

院内各部署へのKYT活動の普及啓発を目的に、平成23年4月に院内プロジェクトを発足させ、事業場のKYT研修修了者がファシリテーターとなって、参加型研修の開催や各部門内での取り組みについて「KYT報告会」を開くなどKYTを活用した医療安全に関する活動を行った。

 14時50分
【特別報告】「ゼロ災」成功への道
中央労働災害防止協会 教育推進部ゼロ災推進センター

働く人を大切にするというトップの決意とゼロ災運動で、職場のみんなが職場の問題を話し合い解決する職場風土づくり、人づくりに取り組んだ事例を紹介する。

 15時10分
(8) KY活動で会社が変わった[ゼロ災活動報告]
富士臨海(株) 安全担当 斉藤 邦夫

①KY活動導入のきっかけ、②KY研修〜活動成果(KYT 研修1日コース、一人作業KYT研修、コーチング能力向上KYT研修、社長のゼロ災運動トップセミナー参加、労働安全コンサルタントによる直接指導(現場))③KY活動で会社が変わったこと、今後の活動について紹介する。

 15時30分〜15時35分 休憩

 15時35分
【表彰】ゼロ災運動 表彰式

 16時00分〜16時10分 休憩

 16時10分
【講演】スポーツマネジメントによる企業の危機管理〜トップアスリートの視点から〜
芦屋大学特任教授・香川大学客員教授 元ラグビー日本代表 大八木 淳史

危機管理とは、最悪の事態を想定した事前対応と、危機発生の場合に迅速で果断な決断力と強い実行力で対処し被害を最小限にすることだと言われている。スポーツでは、アスリートはゲームの様々な場面を通じて擬似的に危機管理能力を養っているが、優れたアスリートはそのベースとして「脳・心・身体のバランス」が取れている。このことから、企業の危機管理におけるこれら3つのバランスの重要性について、スポーツの観点から考察する。

 17時10分

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

中央労働災害防止協会
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館

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