お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
技術支援部
国際課
TEL 03-3452-6297
FAX 03-5445-1774
E-mail: kokusai@jisha.or.jp
お知らせ
国からの委託事業であった 「国際安全衛生センター(JICOSH)」 が2008年3月末をもって廃止されました。 永らくのご利用ありがとうございました。 同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの国別、分野別情報にリンクして取り込んでおります。
中災防は、従来からアジア太平洋地域の労働災害防止関係団体の国際組織であるAPOSHO活動に参画しています。2018年12月香港で開催された第33回APOSHO年次会議に当協会理事長、技術支援部審議役等が出席しました。
APOSHO会議前日にAPOSHO会員有志間でリスクアセスメントの手法や研修についての示唆、電子媒体によるツールの提供等を行いました。事故の「重大性・可能性」の評価は、日本(各4区分)よりも細分化(各6区分)されるなど豪州では異なる方法が取られていました。
テーマは、「交流と協同によって労働安全衛生の叡智を結集する」でした。
全体会合では、2日間にわたって、香港保健省健康局長、香港職業安全健康局(OSHC)総幹事、国際保健関係団体局長、アスベスト疾患関係団体理事長の基調講演がありました。
分科会については、司会進行者と3〜4名の発表者から成る分科会(所要1時間半)が、3会場を使って開かれました。2日間にわたって、合計15分科会が開かれました。(発表プログラムはこちらから)
分科会のテーマは以下の通りです。
分化会1では、当協会審議役が、JISQ 45100について発表を行いました。終了後、韓国、台湾、インド、ベトナムの参加者から、ISO 45001で触れられていない活動を補えるという意味で、日本の取組みは大変参考になるとのコメントがありました。
分科会15では、当協会審議役が、労働者の危険感受性を高めるための方策と題して、ゼロ災害運動や5S運動等現場重視型の安全活動と今後の方向性について発表を行いました。終了後、ゼロ災害運動を実施している団体を中心に関心を示してきて、意見交換を行いました。
なお、会議期間中、香港日本人商工会議所関係者との意見交換、英国IOSHとのサイド・ミーティングなど行いました。
今後とも、APOSHO活性化のために有用な意見表明を行っていくとともに、分科会での発表を行うなど積極的な参画を進め、来るべき2021年のAPOSHO日本開催への地ならしとしていきたいと存じます。