10月21日(金)プログラム(13時40分開始)
- 13時40分
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(1)新たな車両KYTツール開発への挑戦 〜講師はいつでもどこでも目の前に〜
関西電力(株)研究開発室 技術研究所 情報通信技術研究室 主任研究員 |
池田 利夫 |
従来の映像を活用したKYTツールは、受講者にとって受動的(一方向的)なものであり効果は限定的である。今回、車両講師があらかじめ設定した課題に対して、受講者が注意箇所を指摘・記録し、注意箇所認識度合いなどを即時に把握できる、インタラクティブなKYTツールを開発した。
- 14時00分
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(2)表面加工工場における人とフォークリフトの分離
(株)神戸製鋼所 真岡製造所 製造部 精整室 係長 |
鈴木 隆太 |
従来より表面加工工場ではスペースが十分でないことに加えて天井が低くて製品を搬送するのには天井クレーンを使用できないためにフォークリフトを使用せざるをえなかった。そこで、フォークリフト災害を防ぐために作業者とフォークリフトの時間的、空間的な分離を図り安全を確保した。
14時20分〜14時30分 休憩
- 14時30分
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(3)ドライブドクターを用いた交通安全教育事例
(株)協和エクシオ 東北支店 安全品質管理部門 部門長 |
伊藤 幸雄 |
近年増加する交通事故・交通マナーに会社として「社員を守るため」に何ができるかを考え、協和エクシオ東北支店で独自にドライブドクターの導入を決定した。実際の社員の運転映像・事故映像等を利用して交通安全・交通マナーについての交通安全教育を行い、事故防止に努めている。
- 14時50分
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(4)法規を守った基本的な運転に立ち返る「法規走行実技研修会」推進
当社では2014年より交通事故未然防止活動として「法規走行実技研修会」を実施している。自動車学校と提携し、検定員が自動車学校構内コースで卒業検定相当の実技運転評価と指導を行い、上司がフォローを行う。法規を守った基本的な運転に立ち返り、安全運転を目指す活動を紹介する。
- 15時10分
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(5)業務上交通事故の減少を目指して
当営業所で発生した事故を、形態別と運転者の年齢別の二つの切り口で把握し、それぞれに施策を立てて取り組んだ。施策を見直しながら取り組みを継続し、業務上交通事故を半減させた。【事故件数の推移】平成23年度12件、平成24年度8件、平成25年度8件、平成26年度4件
- 15時30分
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(6)運転適性診断システムを活用した交通安全指導について
弊社は業務車両208台、従業員の92%がマイカー通勤者である。過去5年間35歳未満の若年者の交通事故が多く、自分だけはという思いが強い。本人の運転に対する意識改革が課題である。自己運転の弱点把握が必要と考え、運転適性診断システムを取り入れ個人の弱点指導に力を入れている。
15時50分