お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
教育推進部 企画課
TEL 03-3452-6402
FAX 03-5443-1019
E-Mail taikai@jisha.or.jp
【会場】広島市文化交流会館 銀河 〔広島市中区加古町3番3号〕
【交通】路面電車「市役所前」下車、徒歩約12分
シンポジウム
11時30分〜11時40分 休憩
特別報告
化学物質の多くは可燃性または有毒性を有しており、更新解体や維持管理の際にその危険性を知りながら災害が発生している。その防止のために作業現場でのポイントである作業前の通風換気、溶接溶断時に発生する火花とその養生、廃油類の着火性とその反応性などを報告する。
12時10分〜13時00分 昼休み
火災・爆発等での労働災害は年間約3千人で、重大災害では2番目に多い形態。人・物に対する大きな影響とともに近隣への二次被害にも至りやすい。可燃物等は製造工程をはじめ多くの場所に存在するため、実例に基づく発生防止研究を実施。4ケースを取り上げ発生防止策と共通する視点を探った。
GHS仕様による化学物質等のSDS交付やラベル表示の義務化・努力義務化が進められる中、SDSの記載情報は膨大で直ちに理解しにくいため、アンケートや実態調査結果を踏まえ、GHS 仕様SDSの記載内容をわかりやすく記載し、作業者の認識と理解を促進するマニュアルを作成した。
化学物質管理に関する最近の動き、危険・有害性等情報管理ソフト「化学物質管理データシート」の紹介と活用方法、さらに化学物質に的を絞ったリスクアセスメント手法の解説と具体的な実践方法など、日常業務に役立つ講座を定期に開催している。本講座の内容について発表する。
14時00分〜14時10分 休憩
ソニーでは、中災防から平成21年3月に発行された「健康障害防止のための化学物質リスクアセスメントの進め方」に準拠した化学物質の評価システムを構築した。国内製造系事業所で統一した手法で運用を行い、健康障害未然防止機能として有効活用している。
リスクアセスメント指針が制定されて以来、非定常作業が多い研究所における効果的な運用方法について模索してきた。今回は、最も身近で、取り扱いが多い化学物質のリスクアセスメントを導入し、独自の活動として展開中の「低減措置確認表」による低減措置への取り組みについて報告する。
講演
平成25年12月24日に取りまとめられた労働政策審議会の建議に基づき取り組んでいる化学物質管理対策の充実について、国会審議中の内容を含め、その現状と方向性を述べる。
15時40分