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中央労働災害防止協会(中災防)
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第73回 全国産業安全衛生大会2014 in 広島

ゼロ災運動分科会

【会場】アステールプラザ 大ホール 〔広島市中区加古町4番17号〕
【交通】路面電車「市役所前」下車、徒歩約12分

10月23日(木)のプログラム(9時00分開場)

 9時30分
(1) 『0から"ゼロ"へ!』の安全活動 ※災害"ゼロ"を目指して0からの安全活動
JFEスチール(株)西日本製鉄所(福山地区)安全衛生室 主任部員 纉c 長典

2012年、福山地区は安全成績において2件の重大災害を含む9件の休業災害を発生させてしまい非常事態に陥った。災害撲滅を図るべく、まさに0からの活動立て直しを行い、"災害ゼロ"を目指した。安全マイスターの増員を行い、パトロール強化と難課題テーマ支援を行った。

 9時50分
(2) 「トップの意識改革で定着するゼロ災運動(やらせる運動から真の全社運動へ)」
(株)ガード北陸 専務取締役 道場 肇

2011年11月30日の重大事故を契機に「ゼロ災運動」の重要性の再認識と教育研修の大切さを本気で決意し、自ら率先垂範した結果、徐々にではあるが職場風土に明るい変化が芽生え年々事故が減少傾向に推移し、社員も明るく元気になり、一人ひとりに安全意識の定着を図り安全文化を構築した。

 10時10分
(3) コカ・コーラの安全活動:日々のKYTで、『スマイルと帰ろう!』
日本コカ・コーラ(株)技術・サプライチェーン本部労働安全衛生・環境サステナビリティガバナンス マネージャー 近藤 葵

近年の本質安全化推進により、労災件数は大幅に減ったが、人の行動に起因する事故は残存していた。これを改善するべく、日々のKYT実践により従業員の危険認識能力を向上させ、災害ゼロに近づいている。経営者層を巻き込み、日本のコカ・コーラグループ全体で取り組んだ活動である。

10時30分〜10時40分 休憩

 10時40分
(4) 「やってまっか!?指差呼称!」DVD独自製作により、不安全行動・不安全状態の根絶を目指す
(株)NTTフィールドテクノ関西支店 設備部 安全推進室 ゴールドマイスター 徳永 英機

電気通信設備の故障修理を伴う電柱等の高所作業を殆ど一人で行っているため、ふとした不注意で「転落」や「誤操作によるはさまれ」事故が発生した。「指差呼称をしていれば!」と悔むことから、現場社員のための動画を試行錯誤しながら製作し、全職場での視聴や社内安全大会での放映・実演により基本動作の徹底を図った。

 11時00分
(5) ゼロ災害を目指す指差呼称とKYTの効果的な実施
山崎製パン(株)広島工場 人事課 藤木 祐太

全従業員に指差呼称を浸透させ、KYTを効果的に実施することにより、災害ゼロを目指す当工場の安全活動について紹介する。特に、これまで定着が進まなかった指差呼称の推進方法、形骸化しつつあったKYTの効果的な実施方法に加え、今後の展望と方向性を紹介する。

事例報告

 11時20分
実効あるワンポイントKYTを目指して
(株)ジェイアール西日本福岡メンテック 福岡ビルサービス事業所 係長 坂口 聖也

事業所にKYTを導入し広めていく中、事故が発生。何故事故が発生したのか考え、作業者に危険に対する感受性を高めさせたところ、KYTが事業所に根付いた。

11時40分〜12時40分 昼休み

運動展望

 12時40分
今だからこそ理念・手法・実践とトップ・ライン・職場で推進するゼロ災運動
中央労働災害防止協会 教育推進部ゼロ災推進センター所長 畑 英志

トップに従業員を守る理念や熱意がなく、リーダーの指導力も弱い。職場では挨拶もなく、やらされ感の安全衛生活動。そんな状況をゼロ災運動がどう変えていくのか、展望と方向を紹介する。

特別報告

 13時10分
組合のゼロ災活動 Back to the Basic
新潟県電気工事工業組合 引込線事業部次長 服部 芳和

組合員各社、個々の家族を大切に、人を大切にすることを理念とした仕事の取り組み方とゼロ災活動を組合としての"力"に高め、安全と健康の先取りを実現する方向性を示した取り組み方を報告する。

 13時30分
(6) 安全先取り「0からゼロへ」全員参加のKY活動への取り組み
中部セキスイハイム工業(株)生産部・安全・環境グループ GH代理 山下 伸一

KYT関係の研修に参加し、当社安全リーダーの自覚が芽生え、KYT 研修を協力会社も一緒になり進めることで、安全に対する意識が向上してきた。振り返りを行いながら、本物の危険予知活動が定着(自然と全員ができるよう)するよう、全員参加で活動を始めた。

事例報告

 13時50分
過去の事故事例を反映したKY活動の工夫
広成建設(株)安全推進本部 安全推進本部長 松本 賢治

労働災害が近年増加傾向である。その要因の1つがKY手法のマンネリ化と考え、過去の労働災害を基に「どうすれば怪我をするか」という観点でKYを工夫して実施した。

14時10分〜14時20分 休憩

 14時20分
(7) 協力会社と築いた信頼関係
富士石油(株)袖ヶ浦製油所 製造部 加藤 弘

協力会社員の労働災害を撲滅するために、工事の安全を専門にパトロールする安全作業指導員を任命した。安全作業指導員は、工事作業員に対し、日々の仕事に感謝して「問いかけKY」を行うことで、協力会社員との信頼関係を築くことができ、労働災害件数が減少している。

 14時40分
(8) 10代から見たゼロ災職場のカタチ
マンパワーセキュリティ(株)京都オフィス 安井 愛佳

人を守る仕事がしたい!と高校卒業後すぐに飛び込んだ警備業界。明るく自由に仕事ができる職場が大好きだった。ところがある事件を発端に職場の雰囲気が崩れ、息が詰まるような職場になってしまう。もとの職場のカタチを取り戻すため社会人1年生が自らできることを模索する。

特別報告

 15時00分
KYTを見直そう!
セキスイハイム近畿グループ セキスイハイム近畿(株)技術部 京滋技術室 工事課課長 林松 裕明

KY 活動は進捗してきているものの、その本質を理解し正しく進めきれていない。そこで、現状のKYを見つめ直し、「正しいKYとは」と深堀し展開し直した。その内容を報告する。

15時30分〜15時35分 休憩

表彰

 15時35分
ゼロ災運動 表彰式

15時55分〜16時05分 休憩

講演

 16時05分
労災0を目指して〜現場コミュニケーションスキルアップ講座
あいさつコンサルタント/コミュニケーションアドバイザー/(有)アプローチ 代表取締役 河内 理惠

安全性を無視した行動はあってはならない、災害0を目指す心構えについて語る。

 17時05分

 

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

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