お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
教育推進部 企画課
TEL 03-3452-6402
FAX 03-5443-1019
E-Mail taikai@jisha.or.jp
【会場】アステールプラザ 大ホール 〔広島市中区加古町4番17号〕
【交通】路面電車「市役所前」下車、徒歩約12分
2012年、福山地区は安全成績において2件の重大災害を含む9件の休業災害を発生させてしまい非常事態に陥った。災害撲滅を図るべく、まさに0からの活動立て直しを行い、"災害ゼロ"を目指した。安全マイスターの増員を行い、パトロール強化と難課題テーマ支援を行った。
2011年11月30日の重大事故を契機に「ゼロ災運動」の重要性の再認識と教育研修の大切さを本気で決意し、自ら率先垂範した結果、徐々にではあるが職場風土に明るい変化が芽生え年々事故が減少傾向に推移し、社員も明るく元気になり、一人ひとりに安全意識の定着を図り安全文化を構築した。
近年の本質安全化推進により、労災件数は大幅に減ったが、人の行動に起因する事故は残存していた。これを改善するべく、日々のKYT実践により従業員の危険認識能力を向上させ、災害ゼロに近づいている。経営者層を巻き込み、日本のコカ・コーラグループ全体で取り組んだ活動である。
10時30分〜10時40分 休憩
電気通信設備の故障修理を伴う電柱等の高所作業を殆ど一人で行っているため、ふとした不注意で「転落」や「誤操作によるはさまれ」事故が発生した。「指差呼称をしていれば!」と悔むことから、現場社員のための動画を試行錯誤しながら製作し、全職場での視聴や社内安全大会での放映・実演により基本動作の徹底を図った。
全従業員に指差呼称を浸透させ、KYTを効果的に実施することにより、災害ゼロを目指す当工場の安全活動について紹介する。特に、これまで定着が進まなかった指差呼称の推進方法、形骸化しつつあったKYTの効果的な実施方法に加え、今後の展望と方向性を紹介する。
事例報告
事業所にKYTを導入し広めていく中、事故が発生。何故事故が発生したのか考え、作業者に危険に対する感受性を高めさせたところ、KYTが事業所に根付いた。
11時40分〜12時40分 昼休み
運動展望
トップに従業員を守る理念や熱意がなく、リーダーの指導力も弱い。職場では挨拶もなく、やらされ感の安全衛生活動。そんな状況をゼロ災運動がどう変えていくのか、展望と方向を紹介する。
特別報告
組合員各社、個々の家族を大切に、人を大切にすることを理念とした仕事の取り組み方とゼロ災活動を組合としての"力"に高め、安全と健康の先取りを実現する方向性を示した取り組み方を報告する。
KYT関係の研修に参加し、当社安全リーダーの自覚が芽生え、KYT 研修を協力会社も一緒になり進めることで、安全に対する意識が向上してきた。振り返りを行いながら、本物の危険予知活動が定着(自然と全員ができるよう)するよう、全員参加で活動を始めた。
事例報告
労働災害が近年増加傾向である。その要因の1つがKY手法のマンネリ化と考え、過去の労働災害を基に「どうすれば怪我をするか」という観点でKYを工夫して実施した。
14時10分〜14時20分 休憩
協力会社員の労働災害を撲滅するために、工事の安全を専門にパトロールする安全作業指導員を任命した。安全作業指導員は、工事作業員に対し、日々の仕事に感謝して「問いかけKY」を行うことで、協力会社員との信頼関係を築くことができ、労働災害件数が減少している。
人を守る仕事がしたい!と高校卒業後すぐに飛び込んだ警備業界。明るく自由に仕事ができる職場が大好きだった。ところがある事件を発端に職場の雰囲気が崩れ、息が詰まるような職場になってしまう。もとの職場のカタチを取り戻すため社会人1年生が自らできることを模索する。
特別報告
KY 活動は進捗してきているものの、その本質を理解し正しく進めきれていない。そこで、現状のKYを見つめ直し、「正しいKYとは」と深堀し展開し直した。その内容を報告する。
15時30分〜15時35分 休憩
表彰
15時55分〜16時05分 休憩
講演
安全性を無視した行動はあってはならない、災害0を目指す心構えについて語る。
17時05分