欧州安全衛生機構発行「Magazine」2001年3号
目 次
作業関連性筋骨格系障害の予防
この記事のオリジナルは下記のサイトでご覧いただけます。
http://osha.europa.eu/publications/magazine/#3
論説
Hans-Horst Konkolewsky(欧州安全衛生機構所長)
序論
Marc Boisnel
フランス政府代表(欧州機構理事会にEU議長国として参加)
Philippe Douillet(フランスの国家労働条件改善事務所:ANACT、リヨン)、Michel
Aptel(フランスの国立調査安全研究所National Institute for Reserch and Safety:INRS、ナンシー)
予防の改善に向けたテンポは遅い。筋骨格系障害に対処するためのより効果的な戦略を考案するには、視野を作業場内にとどめず、より幅広いアプローチをとる必要がある。
欧州労働安全衛生機構
欧州機構が最近発表した「欧州における労働安全衛生の状況」についてのパイロット調査は、欧州の筋骨格系障害の現状に新たな光をあてた。
Veerle Hermans、Rik Op De
Beeck(欧州機構研究トピック・センター:労働と健康、予防)(ベルギー)
筋骨格系障害に関する知識には格差があるが、最近は急速に改善している。
「作業上の健康、安全、衛生」(欧州委員会環境総局D6、ルクセンブルグ)
欧州連合は、労働者を保護し、労働安全衛生改善のための指令を決定した。ここでは、筋骨格系障害防止に向けた共同体のこれまでの前進と今後の計画を説明している。
Lena Karlqvist「ジェンダーと労働」(スウェーデン国立労働生活研究所)
筋骨格系障害はあらゆる部門の労働者に影響を及ぼし得るが、女性は特定のリスクにさらされているようだ。
Jason
Devereux(欧州機構・良好な実践トピック・センター(筋骨格系障害)、サリー大学ヘルス・エルゴノミクス・ローベンス・センター)
作業関連のストレスと筋骨格系障害は、欧州における2大職業性疾病である。
事業者の見解
Patrick Levy(RHODIAグループ医学アドバイザー)
労働者の見解
Theoni Koukoulaki(欧州労働組合安全衛生テクニカル・ビューロー)
欧州労働者の筋骨格系障害防止に向けた欧州連合の次のステップは何か?
Fabrice Bourgeois(OMNIAコンサルタント)
職場の筋骨格系障害に対処するための戦略によって、組織内で機能不全に陥っている部位が明らかになる場合が多い。しかしこうしたアプローチは企業にとってはまったく脅威ではなく、むしろ好機になる。
知識をノウハウに転換する
Peter Buckle、Geoff
David(欧州機構・良好な実践トピック・センター(筋骨格系障害)、サリー大学ヘルス・エルゴノミクス・ローベンス・センター主導機関)
研究を良好な実践に転化する。
欧州労働安全衛生機構
本年の労働安全衛生欧州週間に関する情報の総まとめ