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安全衛生教育センターでは、安全衛生に携わるスタッフ養成のため、多岐にわたる講座を実施しております。
本手引きでは、これらの講座を大きく4つの区分に大別した上で、各コースの特徴を概説しています。ご自身のニーズにあったコースを選択、決定するための参考情報として、ご活用ください。
また、各講座の中からRSTトレーナーがその専門性を一層高め、能力向上を図るための研修としてふさわしいものを選んでいます。
管理・監督者として安全管理、労働衛生管理への理解を深める講座
安全管理者等の管理・監督者方にとって必要な労働安全衛生に関する専門的知識を身につけるための講座です。
コース名 概要
安全管理講座
安全管理前期コース・安全管理後期コース 安全管理者、安全衛生推進者、安全担当者の方々が安全管理業務を遂行するにあたって必要な知識を総合的に学ぶためのコースです。
前期コースは、総論として安全管理一般について、後期コースは各論として、災害の種類ごとの災害防止対策について研修します。
専任安全管理者コース
〜全社的安全衛生管理のスタッフ養成〜
専任安全管理者及び安全衛生管理を行う専門スタッフの方々を対象に、安全衛生管理体制や労働安全衛生マネジメントシステム等、事業場の安全衛生を効果的に管理するための知識について研修します。
衛生管理講座
衛生工学衛生管理者コース(5日コース) 衛生工学衛生管理者免許の取得を目的として 法定の科目について講習を実施するコースです(修了試験があります)。
この講習を修了し、都道府県労働局に免許申請すれば、衛生工学衛生管理者免許が取得できます。
衛生工学衛生管理者コース
(4日コース・2日コース)
受講者の所有資格によって、受講科目の一部科目免除される衛生工学衛生管理者コースです。
メンタルヘルス教育研修トレーナーコース 平成21年3月26日に基発第0326002号「当面のメンタルヘルス対策の具体的推進について」という行政通達が示され、メンタルヘルス対策の重要性がますます増しています。
本コースは、企業におけるメンタルヘルス対策の支援として、「メンタルヘルス教育研修担当者の標準的な研修カリキュラム」を基に社内のメンタルヘルス教育を行う講師(トレーナー)を養成するコースです。
安全衛生管理講座
安全衛生関係法令コース 労働安全衛生法、労働基準法、労災保険法などの法令について、系統だてて研修するとともに、労働災害と企業責任安全配慮義務についても修得いただくコースです。
安全衛生専門講座
RSTトレーナーのための現場指導力向上コース  最近の職場における安全衛生を取り巻く環境は、大きく変化してきており、怪我や職業性疾病対策と共に、ヒューマンエラー、メンタルヘルス、パワハラ等新たな課題への対策が求められております。一方、企業では、社員の仕事に対する価値観の多様化が進み、仕事に対する的確な「モチベーション」の維持・向上が不可欠となっています。社員が、明るく、充実感を持ち、安心して働ける職場であることを実感できる職場づくりが、これまで以上に要求される時代です。
本コースでは、部下を持つ現場の管理・監督者の現場指導力の向上(指導・教育・監督・指示等)に欠かせない知識・技術等のスキル習得を目指したものです。
なお、本コースは、RST講座の修了者(RSTトレーナー)が、抱えている安全衛生の課題を改めて学び、その解決スキルの習得・向上を目指すための研修としても最適の内容となっています。
安全衛生教育技術コース  的確な教育計画の策定方法や効果的な教育方法など、安全衛生教育を立案し、実施していく上で必要となる知識・技術について研修するものです。
安全衛生教育を行うための必要なノウハウを体系的に身につけることができます。
安全心理コース〜ヒューマンエラー災害防止対策〜 ヒューマンファクター、ヒューマンエラーなどに着目し 人間サイドの安全化を図るため、安全心理を 体系的に研修するコースです。
心理学的立場から不安全行動の原因となるものを具体的に取り上げながら、 安全管理活動に活用できる安全心理の考え方について、習得していただきます。
静電気安全対策コース 静電気による災害・障害の具体的な事例から、その発生機構、防止対策、静電気安全に関する各種の基準などを知識として習得するコースです。演習や労働安全衛生総合研究所における静電気爆発の実演見学を予定しています。
受講者から事前に質問を受け、研修中に講師がこれに回答しますので、現状に即した静電気防止対策を学ぶ事ができます。
東京安全衛生教育センター

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

中央労働災害防止協会
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