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建築物石綿含有建材調査者講習インストラクターコース [ 石綿調査者(イ) ]

石綿は、アスベストともいわれる天然の鉱物であり、保温・断熱性能に優れ、建築物の原材料との親和性も高いことから、耐火・断熱・保温・吸音・吸湿・腐食等に対する性能が要求される各種の建築部材に長年使用されてきました。一方で、石綿の粉じんにばく露することによる健康被害が確認され、現在では発がん性物質として製造禁止物質に指定されたことから新たに使用されることはありませんが、現存する多くの建築物等には石綿を含有する建材が使用されており、これらの建物を維持管理するには十分な知識を有する者がリスク評価を行い、正しく管理を行う必要があるほか、建物の改修・解体時には石綿の含有する建材を見極め、粉じんの飛散防止措置を徹底し、かつ、石綿含有建材が再利用されないよう適切な廃棄物処理を行わなければなりません。本講座は、石綿が使用されている可能性のある建築物の調査を行う者に取得が義務付けられた「建築物等石綿含有建材調査者」の講習を登録講習機関において行うインストラクターを養成するための講座であると同時に、一般建築物石綿含有建材調査者講習を修了することが出来るものです。

対象者
  1. 労働安全衛生法別表第十八第二十三号に掲げる石綿作業主任者技能講習を修了した者
  2. 学校教育法による大学(短期大学を除く)において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、建築に関して二年以上の実務の経験を有する者
  3. 学校教育法による短期大学(修業年限が三年であるものに限り、同法による専門職大学の三年の前期課程を含む)において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程(夜間において授業を行うものを除く)を修めて卒業した後(同法による専門職大学の前期課程にあっては、修了した後。4.において同じ)、建築に関して三年以上の実務の経験を有する者
  4. 学校教育法による短期大学(同法による専門職大学の前期課程を含む)又は高等専門学校において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、建築に関して四年以上の実務の経験を有する者(3.に該当する者を除く)
  5. 学校教育法による高等学校又は中等教育学校において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、建築に関して七年以上の実務の経験を有する者
  6. 建築に関して十一年以上の実務の経験を有する者
  7. 第一種作業環境測定士又は第二種作業環境測定士として、建築物石綿含有建材の調査に関して五年以上の実務の経験を有する者
  8. 労働安全衛生法等の一部を改正する法律(平成十七年法律第百八号)による改正前の労働安全衛生法別表第十八第二十二号に掲げる特定化学物質等作業主任者技能講習を修了した者(平成18年3月31日以前の修了者)で、建築物石綿含有建材調査に関して五年以上の実務の経験を有する者
  9. 建築行政に関して二年以上の実務の経験を有する者
  10. 環境行政(石綿の飛散の防止に関するものに限る)に関して二年以上の実務の経験を有する者
  11. 労働安全衛生法第九十三条第一項の産業安全専門官若しくは労働衛生専門官又は同項の産業安全専門官若しくは労働衛生専門官であった者
  12. 労働基準監督官として二年以上その職務に従事した経験を有する者
研修期間 3日間
定員 24名
お申込み
  • 申込方法(必ずご確認ください。)
    受講要件審査のため、所定の受講申込書があります。

こちらの講座は郵送でのお申込みです。次のページで申込書の入手、開催日程、空き情報の確認もできます。

教科内容
  1. 建築物石綿含有建材調査に関する知識T
  2. 建築物石綿含有建材調査に関する知識U
  3. 石綿含有建材の建築図面調査
  4. 現地調査の実際と留意点(分析)(調査)
  5. 建築物石綿含有建材調査報告書の作成
  6. 調査時における保護具の使用
  7. 教育の方法
  8. 指導案の作成
  9. 役割演技
◎修了試験
教科日程
日程は都合により一部変更する場合があります。
受講料 78,100円(テキスト代、消費税含む。)
修了証及び
特典
  1. 修了者(全科目を受講し、かつ、修了試験に合格した者)には、一般建築物石綿含有建材調査者講習修了証(※)を交付します。
  2. また、上記1の修了者に加え、全科目を受講し且つ本講座の受講前に※の修了証の交付を受けたことにより修了試験を免除された者に、修了証明書を交付し、石綿含有建材調査者講習インストラクターと呼称します。

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