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中部安全衛生サービスセンター / 北陸支所

健康づくり、メンタルヘルスコース

心とからだの健康づくり指導者のための実務向上研修

健康づくりの新しい情報や注目のテーマについて学ぶ1日コースのレベルアップ研修です。毎年度テーマを見直しています。

研修内容・講師(都合により内容を一部変更する場合があります。)

詳細は、コース名をクリックしてください。(敬称略)


令和7年度 Bコース

実務向上研修Bコース

【講義】 『世代ごとのメンタルヘルスとライフキャリア:課題と対策』

<講師>法政大学 現代福祉学部 臨床心理学科 准教授 小林 由佳(こばやしゆか)

職場における女性労働者の健康課題は、妊娠出産期の母性健康管理から、雇用延長・高齢化社会を見据え、 働き方や雇用促進、ハラスメントに関わる法整備が進み、企業の人的資本を高める施策が取られる中、働く人のメンタルヘルスは実態としてあまり良くなっているとは言えません。不安を抱え辞めていく若者、疲弊する中年層、社内の立場の変化にさらされるシニア層、それぞれの世代特有の背景とメンタルヘルスの傾向から、労働現場で生じている課題をとらえ、今必要とされる対策を検討します。

【講義・演習】 『データヘルスの活用とTHPの推進による健康経営の実際』

<講師>株式会社 Smart OHW 代表取締役 産業医 増田 将史(ますだまさし)

企業が実施する健康管理の取組と健康保険組合等が実施する健康事業を一体的に推進する「コラボヘルス」が重要視され、健康経営やデータヘルスとの相乗効果が期待されています。具体的な事例を交えつつ、参加者がデータヘルスの手法を活用してPDCAサイクルに基づくTHP(健康増進保持措置)の推進、ひいては健康経営にも寄与できるコラボヘルスの進め方等について、ワークを通じて理解を深めてもらいます。


Cコース

実務向上研修Cコース

【講義】休み方と働き方の好循環づくりに向けた攻めの「休養(リカバリ―)」

<講師>一般社団法人日本リカバリー協会 代表理事片野 秀樹(かたの ひでき)

休養不足による労働生産性やワークエンゲージメントの低下に課題を感じている人は多い。仕事に対する活力向上のためには、休み方と働き方の好循環の実現が必要です。休養はこれまで労働時間の削減と睡眠時間の確保にのみ焦点が当たり、具体的な休み方の知識については置き去りにされてきました。本講座では、休養学に基づき休養の心得やその取り組み法等を整理して、休み方と働き方のサステナブルな好循環づくりについて解説します。

【講義・演習】チーム力を高める心理的安全性の作り方 ~実証と研究事例を通じて~

<講師>一般社団法人チーム力開発研究所 理事青島 未佳(あおしま みか)

ここ数年で“心理的安全性”という言葉は、民間企業・自治体・医療法人などの様々な組織の中に急速に浸透しています。
労働安全チームとしてメンバーがお互いに助け合い、時には率直に指摘し合えること = 心理的安全性の確保が、日ごろから潜むヒューマンエラーから組織を守り、組織の安全性・健全性を確保する肝となります。
本講義では、昨今バズワード化している“心理的安全性”の定義とその誤解についても説明するとともに、心理的安全性が低い職場及び高い職場事例やリーダーがとる行動についてお伝えをしていきます。

対象者

THP指導者養成研修修了者、健康運動指導士・健康運動実践指導者
安全衛生担当、人事労務担当、健康経営担当、衛生管理者、産業医・保健師等の産業保健スタッフ

研修期間

1日間

定員

30~46名(予定)

お申込み

「Web申込み」からお申込みください。電話、FAXでの申込みは受け付けておりません。

PDFファイルが受け取れるメールアドレスをご利用ください。

参加費

消費税 10% を含む

区分 金額
THP登録者 21,780円
賛助会員 21,780円
一般 24,200円

備考

参加費には、テキスト代、消費税が含まれています。

以下の単位を取得予定

THP指導者登録更新単位 6単位
健康運動指導士、健康運動実践指導者登録更新認定講習会 講義 6.0単位

各コース共通講義の「働く人の健康づくりの動向」は、同一年度内に2コース目を受講される場合は免除となりますので、免除希望の方はお申し出ください。
『THP指導者登録更新単位6単位』につきましては、受講免除の場合も参加費や取得できる単位数の変更はありません。
『健康運動指導士、健康運動実践指導者登録更新認定講習会 講義 6.0単位』につきましては、同じ年度内で2回以上、実務向上研修を受講された方は、講義「①働く人の健康づくりの動向」は重複とみなされるため、2回目以降の受講分は、講義5.0単位の取得となります。なお、上記の対応は同一年度内で受講の場合ですので、違う年度で受講の場合には重複とはみなされないことを申し添えます。

日程、開催地

日程 開催地 備考
2025年6月12日(木)
Cコース
愛知県名古屋市
中部安全衛生サービスセンター
2025年9月5日(金)
Cコース
富山県富山市
ボルファートとやま
2025年9月19日(金)
Bコース
愛知県名古屋市
中部安全衛生サービスセンター

お問合せ

中央労働災害防止協会(中災防)中部安全衛生サービスセンター
TEL 052-682-1731 FAX 052-682-6209
E-mail: chubu@jisha.or.jp