教育、セミナー・研修会

メンタルヘルス

産業医のためのレベルアップセミナー

日本医師会認定産業医制度 指定研修会

対象者

医師

※日本医師会認定産業医の生涯研修単位の必要な方は、お申込み時に日本医師会産業医認定番号および所属医師会名が必要です。

研修期間

半日(13時30分~17時00分)

定員

50名

お申込み

「Web申込み」からお申し込みください。電話での申込みは受付けていません。

【お申込みにあたって】 必ずお読みください
  • お支払い期限を過ぎても受講料の入金がない場合、お席のご用意ができない可能性があることを、あらかじめご了承ください。
  • お申し込み後に参加を取り消す場合は、速やかにご連絡ください。なお、開催日の7日前からキャンセル料がかかります。

Web申し込みの場合は、お申し込みフォームへ日本医師会認定証番号および所属医師会名、産業医実務経験年数を必ず入力してください。

日程、テーマ、開催地

日程 テーマ 開催地 備考
12023年5月21日(日)裁判事例を用いた企業のメンタルヘルス不調者への対応東京都
港区
22023年6月11日(日)睡眠医学を活かした産業医活動 東京都
港区
32023年7月9日(日)心身の不調に対しての職場復帰支援 東京都
港区

テーマ・内容・講師

第1回:令和5年5月21日(日)

「裁判事例を用いた企業のメンタルヘルス不調者への対応」

【講師】河野 慶三(河野慶三産業医事務所)
内容詳細

本セミナーでは、メンタルヘルス不調者への産業医の関わりが問題となった裁判事例の判決文を読んで、管理監督者・人事担当者・産業医の事例への関わり方について、グループワークによる産業医の視点からの検討を行います。
取り上げる事例はつぎの2題です。
①財団法人 大阪市K協会事件(大阪地裁 平成23年判決)
K協会と契約している産業医が注意義務違反で労働者から訴えられ、敗訴した事例。
②神奈川SR経営労務センター事件(横浜地裁 平成30年判決)
産業医意見が産業医意見として許容される範囲を逸脱していることを主たる理由として、産業医意見が完全に否定され、事業者である神奈川SR経営労務センターが敗訴した事例。
職場のメンタルヘルスについて造詣が深く実務経験豊富な講師による実践的な内容です。

第2回: 令和5年6月11日(日)

「睡眠医学を活かした産業医活動」

【講師】加藤 憲忠(富士電機株式会社 産業医 富士電機株式会社 大崎地区健康管理センター 所長)
内容詳細

労働者の健康管理を行うためには、労働時間、勤務スケジュールなどの影響を考慮する必要があります。しかし、これらは産業医の管轄外である労務管理の範疇の問題であり、健康に配慮した結果、できる仕事の範囲が狭まり、人事評価にマイナスの影響を与えることもあります。
本研修では、どのように睡眠に影響を与えるかという視点から、労務管理上の問題を整理し、講義、グループワークを通じて、対応の実際を検討いただきます。

第3回: 令和5年7月9日(日)

「心身の不調に対しての職場復帰支援」

【講師】森田 哲也(株式会社 リコー 総括産業医)
内容詳細

職場復帰支援の手引きがメンタルヘルス疾患からの職場復帰の事例検討を通してメンタルヘルス不調者の職場復帰支援を円滑に行うための流れや制度のあり方を考えます。
その際にコロナ禍で普及してきたリモートワークの場合はどのようにするか、また、がん罹患者などの職場復帰・両立支援の場合にはどのようにしていくかとあわせて検討してきます。

参加費

消費税 10% を含む

区分 金額
THP登録者 20,790円
賛助会員 20,790円
一般 23,100円

参加費には、テキスト代、消費税が含まれます。

備考

  • ※THP指導者登録更新単位 2単位
  • ※日本医師会認定産業医 生涯研修会実地研修 3単位

お問合せ

中央労働災害防止協会(中災防) 健康快適推進部
TEL 03-3452-2517 FAX 03-3453-0730
E-mail: kenko@jisha.or.jp