化学物質(化学物質の管理、リスクアセスメント、SDS、有害性調査、情報等)

GHSとは

2003年7月に「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals:GHS)が国連勧告として出されました。GHS は化学品の危険有害性を一定の基準に従って分類し、絵表示等を用いて分かりやすく表示し、その結果をラベルやSDS(Safety Data Sheet:化学物質等安全データシート)に反映させ、災害防止及び人の健康や環境の保護に役立てようとするものです。

その後GHS文書の改定作業が行われ、2005年7月には改訂版が出版され2年ごとに改訂が行われています。最新の英語版など国連公用語のGHS文書(通称:パープルブック)の入手方法は国連欧州経済委員会UNECEのWebサイトを参照下さい。

なお、GHSの日本語版への翻訳(改訂初版)は関連省庁が共同で作業を行い、厚生労働省、経済産業省、環境省などのWebサイト等で閲覧あるいはダウンロードできるようになっています。

また、GHS関係省庁連絡会議では、化学物質のGHS分類を進めており、その分類結果は独立行政法人製品評価技術基盤機構のWebサイトに掲載されています。