労働安全衛生活動 表彰

顕功賞とは

趣旨

中央労働災害防止協会(中災防)は、篤志家の寄附を財源に、労働災害防止運動の推進に寄与することを目的として、研究、考案等により労働災害の防止上顕著な功績をあげた方に顕功賞を贈り、これを表彰しています。

表彰

被表彰者は、毎年度2名前後を目途に表彰審査委員会において審議の上決定し、中災防が主催する全国産業安全衛生大会において表彰を行っています。

受賞者

令和2年度

神代 雅晴 様(産業医科大学 名誉教授/株式会社エルゴマ研究所 代表取締役/一般財団法人日本予防医学協会 前理事長)

長年にわたり人間工学分野をベースとした労働安全衛生の第一人者として研究に従事し、特に高齢者就労を促進するためのエンプロイアビリティの評価手法開発とその向上に尽力することにより、我が国の高齢者雇用の学術的基礎の構築に多大な貢献をされました。

清水 英佑 様(公益財団法人産業医学振興財団 理事長)

長年にわたり化学物質の発がん性と変異原性に関する研究や公衆衛生に係る人材育成に従事されるとともに、各府省の審議会委員を歴任されるなど社会的活動にも尽力され、我が国の化学物質による健康影響の予防に多大な貢献をされました。

宮下 和久 様(和歌山県立医科大学 理事長・学長)

長年にわたり手腕系振動障害の予防研究に従事され、特に健康診断結果等を活用したコホート研究の成果は、同障害による労働災害を著しく減少させ、また、国内外の同分野における他の研究にも広く活用されるなど、我が国の産業保健水準の向上に多大な貢献をされました。

例年、顕功賞表彰式は全国産業安全衛生大会・総合集会の中で執り行っていますが、令和2年度は大会を中止したため、理事長が受賞者をそれぞれ表彰しました。

神代雅晴氏 顕功賞表彰式

中災防九州安全衛生サービスセンターにて執り行いました。

【主催者挨拶】

主催者挨拶

主催者挨拶をする中災防理事長 八牧暢行

【顕功賞の授与】

顕功賞の授与

顕功賞を受ける産業医科大学名誉教授/㈱エルゴマ研究所代表取締役/(一財)日本予防医学協会前理事長神代雅晴氏

【受賞者のご挨拶】

神代雅晴氏よりご挨拶をいただきました。

受賞者のご挨拶

【記念撮影】

記念撮影

写真右から、中災防九州安全衛生サービスセンター所長 原岡義彦、産業医科大学名誉教授/㈱エルゴマ研究所代表取締役/(一財)日本予防医学協会前理事長 神代雅晴氏、中災防理事長 八牧暢行、同労働衛生調査分析センター所長 川本俊弘

清水英佑氏 顕功賞表彰式

中災防(本部)にて執り行いました。

【主催者挨拶】

主催者挨拶

主催者挨拶をする中災防理事長 八牧暢行

【顕功賞の授与】

顕功賞の授与

顕功賞を受ける(公財)産業医学振興財団理事長 清水英佑氏

【受賞者のご挨拶】

清水英佑氏よりご挨拶をいただきました。

受賞者のご挨拶

【来賓のご祝辞】

来賓を代表して日本産業衛生学会理事 柳澤裕之氏よりご祝辞をいただきました。

来賓のご祝辞

【記念撮影】

記念撮影

写真右から、中災防労働衛生調査分析センター所長 川本俊弘、日本産業衛生学会理事 柳澤裕之氏、(公財)産業医学振興財団理事長 清水英佑氏、中災防理事長 八牧暢行、同専務理事 渡延忠

宮下和久氏 顕功賞表彰式

和歌山県立医科大学にて執り行いました。

【主催者挨拶】

主催者挨拶

主催者挨拶をする中災防理事長 八牧暢行

【顕功賞の授与】

顕功賞の授与

顕功賞を受ける和歌山県立医科大学理事長・学長 宮下和久氏

【花束贈呈】

和歌山県立医科大学衛生学講座同門会樹蔭(こかげ)会代表 森岡郁晴氏よりお祝いの気持ちをこめた花束が贈られました。

花束贈呈

写真前列右から和歌山県立医科大学医学部衛生学講座教授 藤吉朗氏、同名誉教授 武田眞太郎氏、宮下和久氏のご令室 宮下律子氏(泉大津市民病院)、同理事長・学長 宮下和久氏、同保健看護学部教授 森岡郁晴氏、同非常勤講師 河合俊夫氏
後列右から同医学部衛生学講座研究補助員 西本史津氏、東京医療保健大学和歌山看護学部教授 内海みよ子氏、和歌山県立医科大学保健看護学部教授 宮井信行氏、同医学部衛生学講座助教 鈴木春満氏、同医学部大学院研究生 青野直輝氏、同医学部衛生学講座 土居登志惠氏、同医学部衛生学講座助教 竹村重輝氏

【受賞者のご挨拶】

宮下和久氏よりご挨拶をいただきました。

受賞者のご挨拶

【記念撮影】

記念撮影

写真右から和歌山県立医科大学理事長・学長 宮下和久氏、中災防理事長 八牧暢行

令和元年度

東  敏昭 様(産業医科大学 学長)

長年にわたり産業医学・産業保健分野の研究や人材育成に尽力されるとともに、じん肺認定の専門医として公的な労働衛生活動へ貢献し、産業医として企業や働く人々に、適切な助言や援助を行うことにより、我が国の産業衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

福島 昭治 様(大阪市立大学 名誉教授/独立行政法人労働者健康安全機構 日本バイオアッセイ研究センター 研究顧問/一般社団法人化学物質安全性評価研究推進機機 理事長)

長年にわたり病理学分野で化学物質の発がん性の研究に従事し、その成果は、国際的にも高く評価されるとともに、労働現場で曝露される化学物質や粉じん等による発がん性を立証するなど、労働衛生・産業衛生の発展に顕著な功績をあげられました。

松村不二夫 様(公益社団法人日本保安用品協会 代表理事/日本労働災害防止推進会 会長/ミドリ安全株式会社 代表取締役社長)

長年にわたり労働安全衛生保護具の普及に努め、プロテクティブスニーカーの高品質化、安全化等の推進のために日本プロテクティブスニーカー協会発足に尽力されるとともに、災害復旧工事支援のために、保護具等を被災地へ無償提供することにより、我が国の労働災害防止に多大な貢献をされました。

平成30年度

田村 昌三 様(東京大学名誉教授)

長年にわたり爆発・火災事故等の安全工学及び化学物質管理の科学的研究に努められ、保安基盤と安全文化の醸成に深く寄与されるとともに、化学産業界の安全確保の取り組みについて広く啓発活動を行うなど、産業安全水準の向上に多大な貢献をされました。

中村 昌允 様(東京工業大学 環境・社会理工学院 イノベーション科学系・技術経営専門職学位課程 特任教授 博士(工学))

長年にわたり製造現場での事故における技術者の判断と行動、事故の根本原因とその是正策などの研究に従事されるとともに、産業界の安全に携わる人材育成に尽力されるなど、我が国の産業安全水準の向上に多大な貢献をされました。

能川 浩二 様(千葉大学名誉教授/千葉産業保健総合支援センター所長)

長年にわたり環境衛生学分野でカドミウムによる健康影響の研究に従事し、その成果は、国際的にも高く評価されるとともに、労働衛生学分野では、交替制勤務の生活習慣病発症リスクの解明研究などの成果により、国内外の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

平成29年度

大前 和幸 様(慶應義塾大学 名誉教授)

長年にわたり産業医学分野の研究、教育および社会活動に従事し、化学物質の健康リスク評価と管理について大きな成果をあげられました。また、特にインジウム化合物による健康障害の取組において、社会における化学物質の適正な使用を促すなど、我が国の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

名古屋俊士 様(早稲田大学 名誉教授)

長年にわたり粉じんの労働衛生管理における測定および対策の研究に従事し、作業環境測定技術の基礎の確立に大きな成果をあげられました。また、労働衛生工学の専門家や作業環境測定士の育成に尽力するなど我が国の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

藤田 雄三 様(藤田労働衛生コンサルタント事務所所長/一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会顧問)

長年にわたり産業歯科保健の発展に大きく寄与し、歯科医学界に労働衛生と労働災害防止の重要性を広く普及させただけでなく、労働者の職業性歯科疾患の予防および健康保持増進活動において大きな功績を残されるなど、我が国の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

平成28年度

河野 啓子 様(四日市看護医療大学名誉教授)

長年にわたり保健師として企業の第一線で働く人々への健康支援を実践されました。また、産業看護・産業保健分野における教育研究にも従事し、体系的な産業看護教育の確立に尽力され、産業看護職の人材育成と質の向上に多大な貢献をされました。

中明 賢二 様(麻布大学名誉教授)

長年にわたり化学物質の測定分析法の研究に従事し、作業環境測定技術の基礎の確立に大きな成果をあげられました。また、化学物質による健康障害の研究においては、その成果を根拠として作業場の化学物質の測定が義務付けられるなど、わが国の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

平成27年度

相澤 好治 様(北里大学名誉教授/(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会顧問)

長年にわたり労働衛生学の研究に従事され、じん肺の疫学、室内環境下の健康障害、ストレス科学等について多大な功績をあげられました。また学会等においても要職を歴任し、わが国の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

岸 玲子 様(北海道大学 環境健康科学研究教育センター特別招聘教授)

長年にわたり職場や地域の有害環境要因と健康との関係について研究し、多くの研究成果をあげられました。また国や地域の要職を数多く務められるとともに、産業保健分野における数少ない女性研究者として、若手女性研究者のキャリアモデルとしても重要な役割を果たされました。

河野 慶三 様(河野慶三産業医事務所/(一社)日本産業カウンセラー協会会長)

わが国における働く人の健康づくりやメンタルヘルスに関する政策の策定に中心的な役割を果たすとともに、併せて産業医としての経験を活かし、指導的な立場で事業場における産業保健活動の質の向上に尽力されました。

平成26年度

大久保 利晃 様((公財)放射線影響研究所理事長/(公社)全国労働衛生団体連合会副会長)

長年にわたり労働衛生学、産業医学の研究に従事し、労働者の健康度指標の開発や産業保健活動の基礎理論の確立に貢献されました。その成果として産業医選任制度や産業医専門医制度が整備され、わが国の労働衛生学、産業医学の発展に顕著な功績をあげられました。

竹内 康浩 様(名古屋大学名誉教授・医学博士)

長年にわたり産業衛生学、産業中毒学、特に有機溶剤中毒の研究教育活動に従事し、多くの業績を残すとともに、当該分野の人材育成にも多大な貢献をされました。また、海外での技術指導といった国際協力活動にも数多く携わり、世界における日本の当該分野の評価向上に寄与されました。

松村 芳美 様((公社)産業安全技術協会 TIISフェロー)

長年にわたり労働環境の測定法、改善技術及び呼吸保護のための研究に従事し、新たな測定法や吸着剤の開発を行うとともに、呼吸用保護具や防毒マスクの規格改正、防じん用フィルタの性能基準を国際標準に適合させることに尽力されるなど、わが国の吸着化学の向上に多大な貢献をされました。

平成25年度

角田 文男 様(岩手医科大学名誉教授)

長年にわたり労働衛生の研究に従事され、様々な作業の労働負荷や各種化学物質の健康影響を解明し労働者の健康障害防止に尽力され、その成果を国内外に普及されるとともに、地域の産業保健の推進にも寄与されるなど、顕著な功績をあげられました。

櫻井 治彦 様((公財)産業医学振興財団理事長)

長年にわたり労働衛生の研究に従事され、労働現場における各種化学物質の健康影響を解明されるとともに、有害化学物質等による健康障害防止のための作業環境改善対策の推進にも寄与されるなど、わが国の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

平成24年度

杉本 旭 様(明治大学教授)

長年にわたり機械安全に関する研究に従事され、特に安全確認型による機械安全の体系化の研究ならびにその普及に努められるとともに、機械の包括的な安全基準に関する指針の作成に多大な貢献をされました。

平成23年度

松下 敏夫 様(鹿児島大学名誉教授)

長年にわたり職業性疾病に関する研究に従事され、特に職業性アレルギー疾患の分野ではその発生機序と予防対策の研究において大きな成果を上げられました。また地域の産業保健活動の推進にも尽力されるなど我が国の労働衛生水準の向上に多大な貢献をされました。

平成22年度

田畠 泰幸 様((社)産業安全技術協会顧問)

長年にわたり静電気による爆発・火災の防止に関する研究に従事され、静電気放電の発生機構の解明をはじめ、静電気による災害防止のための機器の開発や実用化を図り、その成果は国の安全基準にも反映されるなど我が国の安全管理水準の向上に多大な貢献をされました。

平成21年度

和田 攻 様(産業医科大学学長)

長年にわたり労働衛生に関する広範囲な研究に従事され、その成果によりわが国の労働衛生水準の向上に寄与されました。特に過重労働による労働者の健康障害を防止するための基準作成や、じん肺と肺がんの関連についての疫学的調査に基づく対策に多大な貢献をされました。