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第67回全国産業安全衛生大会

第66回(平成19年度)全国産業安全衛生大会 分科会プログラム

 

衛生部会 労働衛生管理活動分科会

会場 神戸国際展示場2号館 3階3A会議室(会場への交通案内参照)

11月8 日(木)プログラム

9時20分 開始  1.人にやさしい職場環境づくり

日産自動車(株)九州工場第一製造部圧造課(一般職) 有松 将充

目前に迫った高齢化等に向け、みんなが感じている不満を徹底検証し、物的対策を実施。 肉体的・精神的苦痛の軽減を目指した活動の事例。

9時40分  2.トヨタグループにおける人間工学的な作業改善について

(株)デンソー本社環境企画部 安全衛生室主任部員 杉浦 由二

全豊田労働衛生部会では分科会を設置して、手、腰などの筋骨格系の疲労、疾病を予防し、 作業負荷を改善する「エルゴ対応マニュアル」を作成し展開している。

10時00分  3.OWAS法による作業姿勢評価と腰痛の関係

労働者健康福祉機構大阪産業保健推進センター 産業保健相談員 浅田 史成

腰痛多発業種別における作業姿勢特性をOWAS評価にて把握し、 自覚的な腰痛との関連から腰痛の発症リスクを考察する。

10時20分〜10時30分 休憩
10時30分  4.防じんマスク用ろ過材の水洗い再生リターナブルシステム

(株)重松製作所埼玉事業所環境管理室室長 水沢 正敏

水洗再生可能な防じん用ろ過材の「水洗リターナブルシステム」を開始し、省エネ、省資源に努めることができるようになった。 その概要を紹介する。

10時50分  5.蓄積された健康診断データの活用法の検討

(株)東芝横浜事業所 総務部健康支援センター 産業医 林  俊夫

当社では健康診断結果を有効に活用するため産業保健職とデータ解析を専門とする技術職が協力してすすめるている活動の経過を報告する。

11時10分  6.当社における熱中症未然防止活動について

トヨタ自動車(株)安全健康推進部健康推進室 主任 竹下 孝司

熱中症者を出さないためには予防意識を個々人に定着させることが重要。 人・管理面に対する活動を中心に熱中症者の減少に至った取り組みを紹介。

11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分  7.溶接作業場の労働安全衛生改善への取り組み

東日本旅客鉄道(株)新津車両製作所計画部総務課 新保 英樹

電車の製造工程で発生する溶接作業の作業姿勢、目にゴミ傷害防止、熱歪修正作業騒音、 発生ヒューム対策などの改善に取り組んできた内容の紹介。

12時50分  8.分煙化を主体とした快適職場づくりの推進

コニカミノルタ伊丹サイト コニカミノルタビジネスエキスパート(株)

関西環境安全グループリーダー 鈴木 信生

全社方針である分煙化対策の取り組みを中心に、 外部社員の急増に対する休憩施設の増強など事業場内各社が連携して取り組んだ快適職場づくりを紹介。

13時10分  9.中高齢労働者の転倒要因

マツダ(株)安全健康推進部健康推進センター 健康増進担当 医学博士 川越  隆

労働災害の約20%は転倒に起因する。転倒対策の一環として、転倒予防プログラムを考案。 職場にてプログラムを実施し、その有効性を検証した。

13時30分〜13時40分  休憩
13時40分  10.長時間残業者健康管理システムの構築

(株)リコー本社事業所 人事本部HR推進部健康・安全衛生G 小川 綾子

労働安全衛生法改正に伴い、長時間労働者への医師による面接指導の義務化が施行されたのを受け、 周知・管理・業務効率等を目的にシステム化した事例。

14時00分  11.簡単に取り組める効果的VDT教育

(株)NTT東日本−埼玉総務部安全衛生担当主査 小林 之夫

マンネリ化し行詰まり状態にあった「VDT教育」は、職場に実在するケースを写真に撮り、 教材に取り入れたことで思わぬ効果、活性をもたらした。

14時20分  12.兵庫県の企業内衛生管理の向上を目指して

兵庫労働衛生推進協議会会長 石田  茂

企業内の衛生管理はますます重要視され、関係者の役割が期待されている。 兵庫の衛生管理者&看護職の自己・相互研鑽をめざした取り組みを報告。

14時40分  実施報告  これからの衛生管理者の職務と能力向上

全国衛生管理者協議会事業検討委員会委員 安全衛生のバトン研究会代表 菊池  昭

これからの衛生管理者はどうあるべきか。 さらに能力向上を図るためには何をなすべきか、全国衛生管理者協議会事業検討委員会から報告する。

15時10分〜15時20分  休憩
15時20分  シンポジウム   衛生管理の技術・ノウハウをいかに伝えていくか〜衛生管理者の取り組み〜
講師豊田安全衛生マネジメント(株)代表取締役社長小出 勲夫
助言者厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課担当官
司会中央労働災害防止協会技術支援部長中村 富也
16時40分  終了

※引き続き、クオリティホテル神戸16階「バルセロナ」において「全国衛生管理者情報交流会」を行います。
   お申込みは交流会のご案内をご覧ください。

11月9 日(金)のプログラム

9時20分 開始  13.各部門の連携による健康管理の推進について

富士通周辺機(株)総務部 小林 修一

職場・人事・健康推進部門の連携強化による疾病予防・過重労働防止・ゆとり創造対策ならびにメンタルヘルス対応等の取り組み事例を紹介。

9時40分  14.ドコモ・システムズ(株)の身体と心の健康管理

ドコモ・システムズ(株)総務部総務担当主査 福永 信也

客先常駐者が過半数を占めるなど、SE業界特有の職場環境と問題に対して効果的な健康管理体制を検討。 実践内容と成果、更なる展望について発表。

10時00分  15.警備員の健康管理とメンタルケア

(株)セプレ24 明石営業所業務課長 土本 登保

当社の安全衛生管理の向上を目指して、(1)勤務適応状況の把握、(2)単独勤務者への配慮、 (3)安全衛生管理者会議の実施を図る。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分  16.セルフケアサポート活動の推進

日産自動車健康保険組合 九州地区健康推進センター 保健師 志賀 潤子

01年度より職場の監督者と連携し、1職場訪問面談 2健康チェック票  3家族へのダイレクトメールによるセルフケアサポート活動を実施した成果を報告する。

10時50分  17.効果的な運転従事者の健康支援について

東日本旅客鉄道(株)JR東日本健康推進センター 保健看護室 保健師 西郷 晃子

乗務員の特性をとらえた健康教育を実施し、健康意識の向上がみられた。 乗務員の資質向上のために、今後も継続的な働きかけが重要である。

11時10分  18.職域健康管理における家庭血圧測定の有用性

ホンダエンジニアリング(株)事業管理部 健康管理センター 看護師 不破 享子

職域での家庭血圧測定は、正確な高血圧の診断と、早期の生活指導、治療を可能とした。 さらに、看護スタッフの労務削減と、本人の健康意識を高揚できた。

11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分  19.現場が実践! 騒音対策

松下電器産業(株)松下ホームアプライアンス社家庭電化事業グループクッキング機器ビジネスユニット

製造グループユニット製造課 永井 光弘

騒音対策といえば一般的には高額の対策費用が必要とされているが、知恵と工夫であくなき挑戦をし、 手作りかつローコストで騒音の低減を推進。

12時50分  20.産業保健活動における評価の試み、その後

(株)神戸製鋼所神戸製鉄所安全衛生室 玉川 弥生

健診データを点数化したDスコア(危険度点数)問診票の情報を加えることで、 メンタル不全や脳心疾患発症の徴候を早期に発見できると考える。

13時10分  講演  労働衛生管理と過重労働対策

(株)グッドライフデザイン 代表取締役社長 医学博士 加藤 隆康

過重労働による健康障害の防止のためには、適正な労働時間管理と健康管理を行うことが必要であるが、 衛生管理面から見た具体策についてご講演いただく。

 

 

衛生部会 健康づくり分科会

会場 ポートピアホール(ポートピアホテル)(会場への交通案内参照)

11月8 日(木)プログラム

9時20分  開始  1.運動施設における減量プログラムの活用

川崎重工業健康保険組合 健康管理グループ主事 保健師 登岐 瑞穂

運動施設における2か月間の減量プログラムを導入し、 期間終了後の減量維持についてアンケートを行い、事業の評価と今後の活用方法を検討した。

9時40分  2.“脱・肥満大作戦”についての取り組み

大阪ガス(株)人事部健康開発センター 看護師 西田 典子

当社では、生活習慣病関連の有所見者を減少させる目的で、軽度肥満者(BMI25〜28)を対象に、 脱肥満大作戦(減量支援プログラム)を実施した。

10時00分  3.禁煙と減量チャレンジで始める健康づくり

(株)NTT西日本−中国島根事業部ソリューション営業部 エンジニアリング担当

担当課長(衛生管理者) 西村 邦男

有所見率の減少をめざし、「THP」の理念に基づき取り組んだ「禁煙と減量チャレンジ100」の内容を紹介し、 その成果について報告する。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分  4.両備グループにおける禁煙支援の取り組み

(財)淳風会健康管理センター 総合健診部保健指導課 保健師 北山 裕美

両備グループ社員の喫煙率は高い。禁煙コンテストを開催し、禁煙希望者に具体的禁煙支援を行った。 2年間の取り組みの内容と結果を報告する。

10時50分  5.運動習慣の生活習慣病に対する効果について

ホンダエンジニアリング(株)事業管理部 健康管理センター 看護師 沖杉希世子

運動習慣の生活習慣病に対する効果は、体脂肪率の抑制、GPT、HDL、TGの改善であり、 長期的には異常程度の軽減と新規発症の抑制である。

11時10分  6.生活習慣改善へのきっかけのツールについて

(財)京都工場保健会産業保健推進部 事業推進課保健師 橋本 良子

位相差顕微鏡を用いた血液チェックを実施しアンケート調査をした結果、 日頃の生活習慣を振り返るためのツールとして有効であることが示唆された。

11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分  7.家族も参加してのウオーキングの実践

姫路労働基準協会衛生部会 (ダイセル化学工業(株)姫路製造所 安全環境部課長) 高橋  修

協会の衛生部会活動としてウオーキングを実施している。家族の参加も得、安全、歴史的背景の習得も兼ねて好評を博している。 今後も継続したい。

12時50分  8.企業における転倒災害に対する取り組み 〜安全体力機能テストと転倒予防体操〜

JFEスチール(株)西日本製鉄所(倉敷地区) 労働人事部倉敷安全衛生室ヘルスサポートセンター 真田美沙子

昨年発表した安全体力機能テストの測定項目の見直しと判定基準方法の細分化及びフォローのための効果的なオリジナル体操の推進について発表。

13時10分  9.健全な警備員になるために!!

近鉄ビルサービス(株)業務部 警備指導課特別警備対策室室長 山下 育久

手軽に行える運動を紹介し、指導や問診をした結果、警備員の健康管理に対する考え方が改善され、 体調不良による欠勤者や不注意による事故が減少した。

13時30分〜13時40分  休憩
13時40分 講演1 労働衛生行政の動向〜健康管理を中心に〜

厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課長

健康診断等健康管理面を中心に、労働衛生関連の行政の動向についてご講演いただく。

14時20分 10.オフィス内でできる心と体の健康づくり体操

(株)ウエダ本社 委託講師(健康づくり担当) トータルフィット(株) 梅田 陽子

従業員の心身の健康度が向上し社内コミュニケーションが活性した週3回30分の体操を報告。 業務の妨げにならず自席で参加できる取り組みやすさがポイント。

14時40分 11.スポーツクラブにおける行動変容の実例報告

(株)ザ・ビッグスポーツ商品開発本部 市川  亨

運動施設は自治体や民間団体を含め、身近にたくさん存在する。 それらを有効利用し、メタボリックシンドローム予防につながった実例を報告する。

15時00分〜15時10分  休憩
15時10分 12.職場単位での健康造りプログラム開催の試み

本田技研(株)鈴鹿製作所健康管理センター 保健師 宮村えりか

希望職場に出向き、保健師、栄養士、 運動指導士による指導をもとに全員で取り組むことにより職場の活性化と元気づくりに役立てる教室開催の試み。

15時30分 13.「健康価値創造部会」の取り組みについて

近畿地区THP推進交流会健康価値創造部会部会長

(大阪ガス(株)人事部健康開発センター) 山地 繁信

企業の健康管理・健康づくり担当者が、 「企業ニーズにあった健康づくり活動」について研究する部会を発足。これまで整理した課題と提言を報告。

15時50分〜16時00分  休憩
16時00分 講演1 いつでも、どこでも、すぐできる 日常ながら運動で運動不足解消

(株)フィットネスビジネス研究所 代表取締役 長野  茂

21世紀型の健康づくりの普及のために「日常ながら運動」を考案された長野代表に、 運動不足解消のための「日常ながら運動」についてご講演いただく。

17時00分  終了

*クオリティホテル神戸5階「カスティーリア」において働く人の健康づくり全国交流会」を行います。
  お申込みは交流会のご案内をご覧ください。

 

 

衛生部会 メンタルヘルス分科会

会場 ポートピアホール(ポートピアホテル)(会場への交通案内参照)

11月9 日(金)プログラム

9時20分 開始  1.当社におけるメンタルヘルス対策の取り組み

三洋電機(株)モバイルエナジーカンパニー 経営企画室総務部安全衛生課主任企画員 木下  保

メンタルヘルス対策の基本は「予防」にある。 「労働安全衛生マネジメントシステム」を活用し、メンタルヘルス教育に重点を置いた予防対策の紹介。

9時40分  2.東芝のメンタルヘルス活動

(株)東芝本社人事部 人事・業務サポートセンター 産業医 石崎 潤子

当社では従業員を中心に包括的な体制でメンタルヘルスケアを進めてきた。 さらに組織のメンタル対策等、企業の発展を支える取り組みも始めている。

10時00分  3.セルフケアに重点を置いた心の健康管理報告

NTN(株)長野製作所管理部総務課 平出むつみ

メンタルヘルスという言葉にとらわれない心の健康づくりをセルフケアに重点を置き行った結果、 行動変容やストレスの軽減につながった事例を報告する。

10時20分〜10時30分  休憩
10時30分  4.職場における心の悩みへの対応

旭化成せんい(株)守山支社 環境安全・企画部健康相談室 看護師 水谷 則子

労働環境の多様な変化はあるが、従業員がお互いに『人の話をよく聴く事、 存在を認め合う事』が出来たら、メンタルヘルスの予防活動の一つはできる。

10時50分  5.参加型職場改善活動による介入効果の検討

JFEスチール(株)西日本製鉄所(倉敷地区) 労働人事部 カウンセラー 小林 由佳

仕事のストレス軽減のための施策として従業員参加型の組織的アプローチを行い、 仕事のストレス等の経年変化を介入の有無で比較検討した。

11時10分  特別報告 事業場におけるメンタルヘルス対策の取組状況

中央労働災害防止協会健康確保推進部専門役 土田 悦子

中災防の講師派遣事業の実施状況や、ヒアリング調査の結果等をもとに、 事業場におけるメンタルヘルス対策の取組状況や動向について報告する。

11時30分〜12時30分  昼休み
12時30分  6.実践「聞き上手」によるラインケアの体験型研修

ダイキン工業(株)堺製作所安全衛生グループ 宮本 寿子

企業を支えている従業員の心の健康確保を目指し、 実践に重点を置いた「聞き上手」というコミュニケーション教育の取り組みを報告する。

12時50分  7.有効なラインケア構築に関する調査研究

(社)日本自動車車体工業会 (社)日本自動車部品工業会 安全衛生合同分科会委員

(愛三工業(株)環境部安全衛生管理室長) 岩田  剛

メンタルヘルス活動の重要課題であるラインケアに焦点を絞り、 会員会社の現状調査と研究結果から、事業場における有効なラインケアについて提言。

13時10分  8.職場復帰を新たな出発にして

新明和工業(株)航空機事業部総務部主幹 東野 雄二

5年前にメンタルヘルス相談を開始以来、外部の力を借りながら職場復帰を支援し、 事業場の人的資源を活用したメンタルヘルス対策を実施している。

13時30分  9.職場のストレス軽減のための取り組み

東海旅客鉄道(株)静岡健康管理センター 保健師 長谷 陽子

高ストレス職場に対しストレス評価を行い、管理監督者と改善策を実行した結果、 良好な結果が得られた。この取り組みを紹介し改善した要因を考察。

13時50分〜14時00分  休憩
14時00分 講演 職場に役立つメンタルヘルス 〜身近な事例を中心に〜

大阪樟蔭女子大学人間科学部心理学科教授 夏目  誠

メンタルヘルス不調者への対応等の身近な事例をご紹介いただき、 職場に役立つメンタルヘルス対策についてご講演いただく。

15時00分  終了

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

中央労働災害防止協会
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館

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