お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
教育推進部 企画課
TEL 03-3452-6402
FAX 03-5443-1019
E-Mail taikai@jisha.or.jp
【会場】大阪国際会議場 5階 メインホール 〔大阪市北区中之島5-3-51〕
【交通】京阪電車中之島線「中之島(大阪国際会議場)」駅から徒歩すぐ
JR大阪環状線「福島」駅・JR東西線「新福島」駅・阪神電鉄「福島」駅から徒歩約10分
地下鉄中央線・千日前線「阿波座」駅から徒歩約12 分
海外では近年「ワークライフバランスは労働の向上と個人の創意と工夫の両立にある」との考えが大きく広がっている。ワークライフバランスが健康障害の増加と関係し、個人の豊かな生活には生活習慣の改善が必要になる等を含め、わが国でのワークライフバランスの現状の一端を紹介する。
眠気については、居眠りに陥らなくても注意力が散漫になり、取り扱い誤りを引き起こす可能性のある大変危険なことである。そこで、眠気日誌を活用し、乗務中や私生活を含めた乗務員の眠気発生状況を把握し、それに対して分析・対策を講じて眠気防止に取り組んだ。
デスクワーク中心の職場で肩こりを訴える者の数名に、肩こりが業務遂行の妨げとなる生産性の低下が確認された。繁忙期にさしかかったが簡便な短時間運動を実施した結果、肩こり、眼精疲労等の減少および集中力やうっとうしい等の気分の改善が認められ、また生産性の低下が最小限に留められた。
10時30分〜10時40分 休憩
年々上昇する当社の有所見率を下げるため、生活習慣改善のための取り組みを行った。まず始めに生活習慣アンケートを実施した。その結果に基づいて、運動のきっかけをつくる健康チャレンジや禁煙教室、保健指導、体力を見直す体力測定会を行った。社員参加型の企画になるよう、工夫した。
BMIが高い職員が多いことから「健康者率アップ」を重点目標とし活動した。毎日体重を計り、折れ線グラフで見える化した。成果が出ない者には励ましによる「やる気コメント」を付けた所で変化が表れた。ここでは「ちんちん電車式見える折れ線グラフ」を始めとする取り組みについて紹介する。
当所では体力低下が原因となる私傷病や転倒等の労働災害対策として安全に働くために必要な体力機能の測定・改善・向上に関わるテストや体操を2004年から試行錯誤を繰り返し開発、実施してきた。今回の発表はそれらを包括的体制として構築した結果についての発表である。
当社では、平成21年より特定保健指導を開始し成果を上げているが、法令基準に満たさないメタボリックシンドロームかつ治療中の方にも目を向ける必要があり、生活習慣病対策セミナー「男塾」を新たに開講した。今回その取り組み内容、指導の成果や今後の課題について報告する。
12時00分〜13時00分 昼休み
パネルディスカッション
14時30分〜14時40分 休憩
社会福祉施設では、これまでにご利用者様の安全衛生について積極的に取り組まれてきたが、職員自身の安全衛生については十分でない面が見られた。今回従業員の健康管理体制の整備や健康管理規定の制定などをもとに職員の安全衛生の確保について積極的な取り組みを行ったので報告する。
当センターでは、自立して健康行動を継続できる社員の育成を目標として毎年30歳の社員を対象に「フレッシュアップセミナー」を行っている。しかし、1日限りのセミナーでは教育効果に限界があった。そこで、健康行動目標の継続を目的として支援を実施・検討したので報告する。
当センターでは平成23年度から特定保健指導プログラムを導入し、積極的支援対象者には6ヶ月間の通信支援を行い、生活習慣のアンケートを前後に実施した。データの改善と行動変容との関連から、効果的な保健指導を行うポイントについて考察したので報告する。
15時40分〜15時50分 休憩
マイカー通勤が7割という事業所で、とかく体を動かす機会の少ない社員に、歩く習慣づけを目的にウオーキングのイベントを立ち上げた。参加しやすい環境づくりや、健康保険組合の保健活動に協力を求め、社員が自主的に継続して参加するイベントに仕上げた。
生活習慣病の未然防止を狙いに、BMI25 以上者の若年化が進むなか、喫煙率低減と併せトヨタグループで活動を推進している。各社同じ低減目標を設定することで問題点や課題を共通認識し、各社が取り組んだ活動をまとめた事例を共有化することにより成果を出した活動を紹介する。
特別報告
近畿地区THP推進交流会では企業の健康づくり担当者が集まり、勉強会、企業見学などを行い、情報交換等を積極的に行っている。今回は下部組織である健康価値創造部会での活動を中心に報告を行う。
17時00分
"コミュニケーションの促進"という目的を掲げ、1年以上前から継続的に製作されている職場新聞『ちょいKIKU !』。メンタルヘルス対策ツールとして内容を見直し、係員一人ひとりに焦点を当てた記事を掲載し、活性化を図りメンタル不調者ゼロを目指している。
産業保健スタッフの活動の質の向上には新任時に系統的な育成教育を行う必要がある。当センターでは産業保健スタッフ養成のためのメンタルヘルス対策教育プログラムを提案し、そのプログラムを使用した実証研修を行い、その結果を「メンタルヘルス基礎研修ツール集」として取りまとめた。
当社では、「自律した人づくり」を目指し、一次予防を重点に活動を展開している。従業員2万人対象のセルフケア支援は膨大な工数がかかる等困難がある中で、「ターゲットを絞った研修」と「全従業員対象の広報活動」に取り組んだ。その活動の課題について報告する。
10時30分〜10時40分 休憩
ネスレ日本で取り組んでいるメンタルヘルス対策についての紹介。「グッドフード、グッドライフ」を消費者に提供するためには、まずは従業員が心身ともに健康であることが重要との考えから、現在実施している一次予防から復職支援までの内容と、今後の課題について紹介する。
トヨタ自動車における職場・人事との連携強化を図ったメンタルヘルス体制構築の変遷の集大成である。管理者傾聴教育やセルフケア教育の効果や、産業医・保健師等が対応する健康相談及び復職支援対応の全社標準化と、更に先駆的に健康相談システムを構築したので、その結果を報告する。
リスクアセスメントの健康編について、健康診断、過重労働者面談、職業性ストレス調査等定例業務として実施している業務自体を健康リスクアセスメントと位置づけ再構築し、健康におけるハイリスク群の対象者および優先順位を明確にすることで、よりきめの細かい対応が可能となった。
従業員の生活習慣改善や職場コミュニケーション向上等の一次予防策として、単発の健康づくり活動の繰り返しではなく、活動シナジーが高まる内容や順番、あるいは評価時期を意識し、活動連携による「健康づくりソリューション」を目指した取り組みを進めている。
12時00分〜13時00分 昼休み
事例報告
中小企業では、スタッフに余裕がない、取り組み方法がわからないといった要因から、大企業に比べてメンタルヘルス対策の実施が遅れている。そうした中、商工会議所が実施する「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」等を活用して、メンタルヘルス対策に取り組む事例を紹介する。
事例報告
心理相談員、および心理相談専門研修修了者の知識・技能の向上をめざし設立した心理相談員会は全国に6つある。その中で唯一のNPO法人である関西心理相談員会の活動について報告する。
14時00分〜14時15分 休憩
講演
新しいタイプのうつ病など最近の心の健康問題について解説するとともに職場での対応のポイントを職場復帰を中心に講演する。
15時45分