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中央労働災害防止協会(中災防)
教育推進部 企画課
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FAX 03-5443-1019
E-Mail taikai@jisha.or.jp
【会場】大阪国際会議場 10 階 会議室1001-1003 〔大阪市北区中之島5−3−51〕
【交通】京阪電車中之島線「中之島(大阪国際会議場)」駅から徒歩すぐ
JR大阪環状線「福島」駅・JR東西線「新福島」駅・阪神電鉄「福島」駅から徒歩約10分
地下鉄中央線・千日前線「阿波座」駅から徒歩約12分
JISHA 方式 OSHMS 認定事業開始 10 周年特別集会
この10年間に400近い事業場で利用され、災害防止に役立つことは明らかにできた。ここでは、安全衛生の更なるレベルアップと現場力の強化に向けた取組みを紹介する。
10時55分〜11時00分 休憩
「製造業が弱体化」と昨今言われ出した。対策は"人材育成の強化"にあり。個性を活かす人づくり、人を活かす組織づくり、強い組織になるための人材育成とは。吉本興業での仕事を通じて学んだ知恵と戦略など、その極意を語る。
12時00分〜13時00分 昼休み
職場に潜む重大リスクを撲滅するために、リスク抽出領域表を活用し、これまで抽出できていなかったリスク領域を特定し、その領域に的を絞ったリスク抽出を実施した。また、抽出したリスク・低減対策・残留リスクについて社員に「見える化」を行い、安全感度向上を図った。
大災害発生後の対応として、いち早く運転を再開するため係員により沿線に停車した列車の安全確認及び運行可否を判断する作業が発生する。そこで被災した沿線を徒歩で確認する際の危険要因を低減、排除することを目的としリスクアセスメントを活用し対策を検討、改善した。
「安全は、全てに優先する」をキーワードに職場全体の危険箇所を抽出した。費用をかけず、「自分達の職場は、自分達で守る」を実行した。改善では、VM法「視覚に訴えて職場改善のやる気を起こさせる」動機付けの手法を用いた。サークル員全員での改善実行した取り組みを紹介する。
作業者が安全で安心して働ける職場環境づくりを推進している。「KY・ヒヤリメモ」により新人作業者が助力装置を取り扱う中、重大災害に繋がる危険をリスクアセスメント評価した。全員で助力装置の安全化に向け取り組んだ結果、最小の資源で最大の成果に繋げた活動事例である。
14時20分〜14時30分 休憩
車両外板清掃時、架線に触れ感電するリスクが社員から報告された。リスクアセスメントで対策案を定め、自分たちでできる対策から実施し、リスクの低減を図ってきた。同時にJR側とも協議を重ね、共通認識の下、抜本的な対策実施をともに上部機関に働きかけ、改善を図ることができた。
設備の構造上、落下防止柵を常設できず、作業をするたびに柵を設置しなくてはいけない箇所があった。ところが、高所からの落下を防止する柵を設置する作業そのものに落下の危険があることに気づき、いかに楽にかつ安全確実に柵が設置できるかを検討し実行した。
当社はHK活動を実践し危険箇所の撲滅を図ってきた。しかしHKでは摘出された危険要因に対する是正は直ぐできるが、隠れた危険要因を十分に摘出することはできない。そこで、エリア別リスクアセスメントや作業標準書見直し時に隠れた危険要因を摘出し対策を行った。
ビデオリスクアセスメントにより、腕を上げて高い位置でボルトを締め付けるというやり難い作業の改善に取り組んだ。最もやり易い姿勢で作業するため、機種により異なる締め付けの高さの比較を行い、身長差や作業性の視点から高さを割り出し、最適な作業姿勢への改善を進めた。
15時50分〜16時00分 休憩
平成23年度に当社において発生した感電事故を機に、橋上化工事で用いるキュービクル型工事用断路器について、ヒューマンファクターを考慮した安全対策を検討し、充電部へのアクリル板の設置および操作パネルの配置位置の改善を実施することにより、加圧部に接近し感電するリスクの低減を図った。
安全衛生委員会メンバーによる月次安全パトロール等のトップダウン型活動と併せ、「HHT・KY提案」「安全モデルマン活動」等の全員参加型活動の中にリスクアセスメントを活用し労災に強い現場作りを推進し、労働災害を削減した。
職場の第一線の監督者から「安全中核要員」を選抜して、危険源を漏れなく抽出できる等、職場のリスクアセスメントのレベルを上げる活動、各種研修を企画実施して安全に対する技術とスキルを有する人財を育成する活動を5年間にわたって進めてきたので、その内容について紹介する。
17時00分
一人作業を行う操車担当の大半は経験の浅い職員である。ビデオ撮影による危険因子摘出や、「リスク洗出し隊」の結成、他の社員が行う作業の見学列車設定による相互間の検証、手順書の見直し等様々な取り組みからテコ入れを行い、指摘事項を改善した結果リスクポイントを大幅に減少させた。
自販機組立ラインは主に手作業の中にリスクが潜在化している。2012年度より、緑十字の見える化・安全衛生が最優先の方針展開を行うなど、安全衛生意識改革を断行し、QCサークル毎のリスクアセスメントにより埋もれたリスクの吸い上げと手作り改善による刈り取りを行い、労働災害ゼロを必達する。
作業手順書にリスクアセスメントを取り入れ作業の本質安全に取り組んでいるが、一方で危険源が特定されなかったばかりに、ヒヤリが相変わらず発生している。このような状況を鑑み、危険源の特定に役立つ手法はないものかと検討し、危険源の特定に効果的な安全実技研修を展開した。
10時30分〜10時40分 休憩
06年から09年まで毎年労働災害が発生し、09年には年間3件の労働災害が発生した。そこで個人の危険回避向上を目的とした安全活動と全員参加によるマネジメント活動を実施した。職場皆の意識が全ての作業に対して安全側に向き、その結果09年10月より無災害を継続中である。
班長任用時に安全衛生管理者教育の一環として、担当のガスタービン運転職場で、リスクアセスメントの手法を駆使した職場改善を実施した。高所作業の排除、クレーンの一人作業化、感電対策などの職場改善を進めて重大災害の防止を図るとともに作業性の向上を実現した。
近年の重大労災発生により、2012年度安全管理特別指導事業場指定を受け、安全衛生体制の再構築が急務となった。リスクアセスメントを中心としたOSHMS活動をトップ自らが推進すると共に、階層別教育の充実や組織の壁を越えた活動など全員参加による安全衛生への取り組みを紹介する。
中小企業事例報告
中災防では、中小企業の安全衛生活動を支援し、自らが設定した目標を達成できる企業力の強化と蓄積を後押しするため、表題の事業を本年4月より実施している。その概要を解説する。
職場の安全確保を最優先する「セーフティフロア活動」から開始した安全改善活動を現在は、『見える化』を主とした「MUST3S活動」に展開して職場の安全を確保している。
12時10分〜13時00分 休憩
特別報告
2010 年から11年にかけて休業災害が多発する「安全非常事態」から脱するべく取り組んだ労働安全衛生マネジメントシステム導入諸活動の概要と認定取得による社内状況の変化について紹介する。
事例報告
クルーが安全に健康でいきいきと働けるような工夫や支援、職場環境づくりが大変重要である。多くの業種(職種)を有し、数千人に及ぶパート・アルバイトを中心とし事業運営を行う当社における労働安全衛生の施策について紹介する。
14時00分〜14時10分 休憩
鼎談
15時30分