ゼロ災運動・KY(危険予知)
危険予知訓練 KYT
危険予知訓練(KYT)が目指すもの
KYTとは、危険を危険と気付く感受性をミーティングで鋭くし、危険に対する情報を共有し合い、それをミーティングで解決していく中で問題解決能力を向上し、作業行動の要所要所で指差し呼称を行うことにより集中力を高め、チームワークで実践への意欲を強める手法です。
- 感受性を鋭くする
- 集中力を高める
- 問題解決能力を向上させる
- 実践への意欲を強める
- 安全先取り職場風土づくり
危険予知訓練は、最終的には「先取り的」「参加的」な明るい「ゼロ災」職場風土づくりをめざします。
KYTのめざすところは、マナーの良い職場(企業)風土(体質)を、問題(危険)の先取りと問題解決に強いものにするところにあります。長い目で見れば、安全だけがよくて、生産や品質など他の問題解決はダメということはありえません。危険を予知・予測し、安全を先取りする感受性やチームワークは、当然すべての自主的な問題解決に及ぶからです。
KYTが安全運動にとって画期的なのは、とかく暗い話題になりがちな事故や労働災害について、明るく前向きに、ホンネの話し合いができるようにした点にあります。
その話し合いの中で職場の人間関係も、雰囲気も明るくなり、チームワークもよくなり、職場風土が変わっていく。職場風土がそうなって、はじめてKYTが定着したといえます。
お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
教育ゼロ災推進部(ゼロ災研修担当)
TEL 03-3452-6257
FAX 03-3453-3449
E-mail: zerosai@jisha.or.jp