ゼロ災運動・KY(危険予知)

ゼロ災運動

ゼロ災運動とは

ゼロ災運動は、人間尊重の理念に基づき、全員参加で安全衛生を先取りし、一切の労働災害を許さずゼロ災害、ゼロ疾病を究極の目標に働く人々全員が、それぞれの立場、持ち場で労働災害防止活動に参加し、問題を解決するいきいきとした職場風土づくりをめざす運動です。しかしそのためには、自主活動の活発な展開が必要となります。

そこでそれぞれの職場でゼロ災運動推進の中核となる、キーマンを養成するための研修会を、5コースご用意いたしました。短時間にできる現場向きの先取り手法を実践する実技を中心に、わかりやすく具体的な講義などを設けた、充実したカリキュラムです。どのコースも小人数のチームごとに専門の講師が付き指導するシステムで、大変好評を得ております。

ゼロ災職場実現のために、1人でも多くの方々のご参加をお待ちしております。

ゼロ災害参加運動のシンボルマーク

ゼロ災害参加運動のシンボルマーク

ゼロ災運動 理念3原則

  1. ゼロの原則
    単に死亡災害・休業災害だけがなければよいという考えではなく、 職場や作業に潜むすべての危険を発見・把握・解決し、根底から労働災害をゼロにしてゆこうという考え方です。
  2. 先取りの原則
    究極の目標としてのゼロ災害・ゼロ疾病の職場を実現するために、 事故・災害が起こる前に、職場や作業にひそむ危険の芽を摘み取り、安全と健康(労働衛生)を先取りすることです。
  3. 参加の原則
    職場や作業にひそむ危険を発見・把握・解決するために、 全員が一致協力してそれぞれの立場・持ち場で自主的、自発的にヤル気で問題解決行動を実践することをいいます。

ゼロ災運動 推進3本柱

  1. トップの経営姿勢
    安全衛生は、まずトップのゼロ災害・ゼロ疾病への厳しい経営姿勢に始まる。「働く人一人ひとりが大事だ」、「一人もケガ人は出すまい」というトップの人間尊重の決意から運動は出発します。
  2. ライン化の徹底
    安全衛生を推進するには、管理監督者(ライン)が作業の中に安全衛生を一体に組み込んで率先垂範して実践することが不可欠です。ラインによる安全衛生管理の徹底が第二の柱です。
  3. 職場自主活動の活発化
    一人ひとりが危ないことを危ないと気付き、自主的、自発的にヤル気で安全な行動をするような実践活動がなければ、職場の日々の安全を確保することはできません。