たくさんのご参加ありがとうございました。

今年で64回目を迎えた全国産業安全衛生大会が下記により10月26日（水）から3日間、 9年ぶりに「水と緑につつまれた平和都市」広島で開催されました。

26日は広島県立総合体育館において総合集会が行われ、 第一部の開会式では満員の参加者を前に東京から光回線を利用して奥田碩中災防会長が大会式辞を述べました。 その中で、最近起こった事故やトラブルを目の当たりにし、「わが国の安全神話への慣れやおごりがあるのではないか、 あるいは、第一線を担ってきた「現場力」、すなわち現場の人材力が低下しているのではないか。 いま、改めて求められることは、原点に立ち返り、個々の企業や事業場において、 安全を最優先とする「安全文化」を確立することである。 そのためには、経営トップの率先垂範の下、安全を最優先とする企業風土をつくりあげ、 真に安全、健康で快適な職場を実現するよう、努力を傾注することが必要である。」と参加者へ呼びかけました。

その後、尾辻秀久厚生労働大臣（代読・小野晃厚生労働省労働基準局安全衛生部長）の祝辞に続き、 藤田雄山広島県知事（代読・田口尚文広島県副知事）、 秋葉忠利広島市長の祝辞、福田昌則（社）広島県労働基準協会会長から歓迎のご挨拶をいただきました。

労働安全衛生活動の推進に功労のあった個人、団体関係者の表彰式の後、 「安全なくして生産なし」という原点に立ち返り、規模の大小、業種の如何にかかわらず、 労働者の安全と健康の確保を最優先とする「企業文化」を確立し、 その定着に向けて最大限の努力を続けていかなければならないという大会宣言が採択されました。

第二部では小野晃厚生労働省労働基準局安全衛生部長による「労働安全衛生行政の動向」と題する講演に続き、 養老孟司氏に「現代社会と心の健康」と題して特別講演をいただきました。

27日、28日は広島市内の会場で14の分科会にわかれ、148件の事業場の安全衛生に関する研究（事例）発表、 37件の安全衛生の専門家による講演、シンポジウム等が行われました。 各会場とも盛況で、参加者は熱心に発表に耳を傾けていました。

光回線で大会式辞を述べる奥田会長	表彰式　緑十字賞受賞者
中間体操でリフレッシュする参加者	養老孟司氏の特別講演

開　催　日　　 平成17年10月26日（水）〜28日（金）＜3日間＞

参加者数　　　11,000余名

総合集会　　　平成17年10月26日（水）　広島県立総合体育館

アトラクション　上殿神楽団

第1部　開会式

国歌斉唱
開会の辞	中央労働災害防止協会副会長	��山　　剛
大会式辞	中央労働災害防止協会会長	奥田　　碩 （東京から光回線放送）
祝辞	厚生労働大臣	尾辻　秀久
	（祝辞代読　厚生労働省労働基準局安全衛生部長　小野　晃）
	広島県知事	藤田　雄山
	（祝辞代読　広島県副知事　田口　尚文）
	広島市長	秋葉　忠利
挨拶	（社）広島県労働基準協会会長	福田　昌則
表彰式  （PDF 37KB）	顕功賞表彰 中災防会長賞表彰 平成17年度緑十字賞表彰 平成17年度工夫・改善・活動事例コンクール表彰	2名 1社 100名 12件
講演	「労働安全衛生行政の動向」	小野　晃
中間体操・休憩
特別講演	「現代社会と心の健康」	東京大学名誉教授　養老　孟司

部会・分科会の構成

プログラム
総合集会	安全衛生総合部会	安全部会	衛生部会

本プログラムに掲載の研究発表者の演題名、所属、役職名等は応募時点のものです。
なお、プログラムをHTML化したため、氏名等の旧字が一部表記できない字があり、新字になっております。悪しからずご了承ください。